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 イベント

世界銀行モーニングセミナー(第94回)「ガバナンスと組織・制度の構築に向けて:A Deep Dive into Governance and Institutions」

2021年3月5日

東京

マルチメディア

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  • 世界銀行のガバナンス・グローバルプラクティスでは、有能で、効率的で、開かれた、包摂的で、アカウンタビリティのある組織・制度を構築するための、途上国政府による取り組みを支援しています。これは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)後に持続的成長を取り戻すために、そして、世界銀行の2大目標である「極度の貧困の撲滅」と「繁栄の共有の促進」の達成のために不可欠といえます。公共財の提供、雇用と成長の創出、市場改革、市民参加を効果的に推進するため、政府が適切な能力を有することの重要性は一層高まっています。より強固な制度を備えた政府は、レジリアンスが高く、民間セクターの成長を促進し、貧困を撲滅し、価値あるサービスを提供し、市民からの信頼を獲得することができます。

    世界銀行では、途上国政府のデジタル化を通じて公共セクター改革を支援し、市民を中心に据えた、わかりやすく、効率的かつ透明性の高い政府づくりを目指すGovTechアプローチを進めています。テクノロジーは、サービスデリバリー向上、透明性の拡大、利益相反・汚職・体系的なリスクの発見、市民参加の促進のための活用が期待される一方で、汚職などの不正目的にも利用される可能性があります。このため世界銀行では、マルチセクターイニシアティブである「GovTechグローバルパートナーシップ」(GTGP: GovTech Global Partnership)を立ち上げ、急速に進化するテクノロジーを活用するためのリーダーシップ、課題と機会、今後の方向性を打ち出しています。

    今回のモーニングセミナー(第94回)では、エドワード・オロウォーオケレ世界銀行ガバナンス・グローバルプラクティス局長がテクノロジーを活用した途上国のガバナンスと組織・制度の構築に向けた課題と展望、世界銀行の取り組みをご紹介しました。

    世界銀行グループは2021年2月から、日本政府が支援するジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)とミッドキャリア(MC)ポジションの募集を開始します。今回の募集ポストには、GovTechに関するリサーチやツール開発を担当する「ガバナンス専門官」も含まれています。JPOとMCのいずれのプログラムも、最初の2年間の勤務期間を日本政府が支援し、その後、勤務評価に基づき1年延長が可能で、さらにその後、世銀の正規職員となる可能性があります。今回募集されるポストの詳細と応募方法は、以下のページをご覧ください。

    https://www.worldbank.org/dfsp2021

    日時

    2021年3月5日(金)午前8時~午前9時(日本時間)

     

    スピーカー

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    エドワード・オロウォーオケレ
    世界銀行ガバナンス・グローバルプラクティス局長

    ガバナンス分野において30年以上の経験を有し、現在は世界銀行のガバナンスグローバルプラクティスにおいて、公共セクター・財務管理チームを率いている。1998年入行後、公正成長・金融・制度プラクティスグループ(EFI)シニアアドバイザー、ガバナンスグローバルプラクティスのチーフストラテジーオフィサー、アフリカ地域総局業務サービス局長、アフリカ地域総局財務管理セクターマネージャーなどを歴任。ナイジェリアのマイドゥグリ大学で会計学学士、ラゴス大学で会計学修士、英国バース大学で経営管理学博士号を取得。ナイジェリア勅許会計士協会会員。ナイジェリアおよびニュージーランドでは、大学・大学院において会計学・財政学の教鞭をとっていた。

     

    当日の資料: A Deep Dive into Governance and Institutions(英語、PDF)

     

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    世界銀行モーニングセミナーシリーズ

イベント詳細

  • 日時: 2021年3月5日(金)午前8時~午前9時(日本時間)
  • 言語: 英語(日本語への通訳なし)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森 TEL: 03-3597-6650
  • komori@worldbankgroup.org