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 イベント

世界銀行モーニングセミナー(第87回)「一次産品市場の見通し 2020年10月版」

2020年11月20日

東京

マルチメディア

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  • 世界銀行では、主要一次産品46品目の価格データ、市場分析、見通しを作成しており、報告書「一次産品市場の見通し」(Commodity Markets Outlook)を毎年2回(4月と10月)、「一次産品価格データ(ピンクシート)」(World Bank Commodities Price Data: The Pink Sheet) を毎月第2営業日に発行しています。最新の「一次産品市場の見通し」報告書については、2020年10月22日に発表しました。

    同報告書では、金属と農産物は既に新型コロナウイルス感染症の世界的流行による損失を取り戻し、2021年にはわずかながら価格上昇が期待できる一方で、エネルギー価格については幾分回復するものの、来年も感染症流行以前のレベルには届かないまま推移する、との見通しを示しています。また、原油価格は新型コロナウイルス感染症危機のごく早い段階で大幅に下落して以降、危機以前の価格水準はごく一部で回復したにとどまっている一方で、金属価格の下落は比較的小幅で済み、既に危機以前の水準に戻っており、農産物価格に対する影響は比較的軽微であったが、世界的な景気低迷がもたらす広範な影響の結果、食糧不足の危機に瀕する人の数は増えていると分析しています。

    今回のモーニングセミナー(第87回)では、同報告書を含め、世界銀行の一次産品価格・市場に関する分析のとりまとめを担当するジョン・バフェス世界銀行マクロ経済・貿易・投資グローバルプラクティス見通しグループ上級農業エコノミストが、ワシントンより日本の皆様向けにライブストリーミングで同報告書の主なポイントをご紹介しました。

    日時

    2020年11月20日(金)午前8時~午前9時(日本時間)

     

    スピーカー

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    ジョン・バフェス
    世界銀行 マクロ経済・貿易・投資グローバルプラクティス 見通しグループ 上級農業エコノミスト

    主要一次産品46品目の価格データ、市場分析、見通しを取りまとめて半年に1回発行する「一次産品市場の見通し」(Commodity Markets Outlook)をはじめ、世界銀行による一次産品市場や価格データに関する分析を統括している。1993年に世界銀行に入行し、これまでラテンアメリカ、南アジア、東アフリカ、評価、研究ユニットに従事し、経済開発、農業経済、資源経済、応用エコノメトリックスなど多岐にわたる分野で学術論文や共著を発表してきた。エグゼクティブMBAコースにて一次産品市場に関する応用エコノメトリックスを教えている。アテネ大学にて経済学学士号(1983年)、ジョージア大学にて農業経済学修士号(1986年)、メリーランド大学にて農業・農村経済学博士号(1992年)を取得している。

    当日の資料:Commodity Markets Outlook: Recent Developments Outlook and Risks(英語、PDF)



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イベント詳細

  • 日時: 2020年11月20日(金)午前8時~午前9時
  • 言語: 英語(日本語への通訳なし)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森 TEL: 03-3597-6650
  • komori@worldbankgroup.org