プレスリリース

世界銀行グループがデータを広く公開

2010年4月20日




ワシントン、2010年4月20日 — 世界銀行グループは本日、統計データベースを公開したことを発表、途上国の貧困層支援に向け新たなアプリケーションを設計し、解決策を生み出すため世銀のデータを活用するよう、国際社会に呼びかけている。
 
世界銀行グループは、開発には透明性と説明責任が不可欠であると認識しており、今回の公表の結果、世界各地の生活水準に関する包括的なデータが無料で開放され、容易なアクセスが可能になる。公開されるのは、約2,000件の指標から成るデータで、50年前のデータ数百件も含まれている。また、英語に加え、アラビア語、フランス語、スペイン語での公表も予定されている。
 
世界銀行は今後数か月間をかけて、「開発のためのアプリケーション」と銘打ったコンテストを実施し、開発への理解を深めるためのよりよいツール開発という目標に向けて、世銀の幅広いデータを活用した、さらに知識を深めるためのツールやアプリケーションを開発コミュニティから募る。
 
今回のデータ公開イニシアティブは、世銀の統計値として頻繁に引用される「世界開発指標(WDI)」の2010年版発表のタイミングと重なっている。今回のイニシアティブによって、1,000件近い指標を掲載するWDIへのアクセスが無料化されるだけでなく、世界開発金融、アフリカ開発指標、世界経済モニター、さらには報告書「ビジネス環境の現状」のデータも公開される。
 
知識共有を図るための今回のイニシアティブに続き、2010年7月には世銀の新しい情報アクセス政策が実施され、さらに広範囲の報告書、文書、情報へのアクセスが可能になる。

メディア連絡先
In ワシントン
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電話: (202) 458-8626
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電話: (202) 473-3399
rfix@worldbank.org
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thirai@worldbank.org

プレスリリース番号:
2010/350/EXT

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