イベント
世界銀行セミナー「ネパールにおける世界銀行の取り組み:現況と今後の展望」
2016年10月21日東京

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11年間に及ぶ内戦が2006年に終結後、2013年には民主選挙が実施されるなど政治・経済および社会的変革が着実に進んでいたネパールは、2015年4月に発生した大地震により甚大な被害を被りました。また同年9月に新憲法が公布された後に国際貿易がほぼ停止するなどの厳しい状況に直面しつつも、災害復興と開発における一層の進捗が求められています。本セミナーでは、鎌田卓也・世界銀行ネパール担当カントリーマネージャーより、ネパールの現況と今後の課題、世界銀行の取り組み状況と今後の展望などについてご紹介しました。また、田中雅子・上智大学教授よりネパールの直面する課題について特に包摂の観点からお話しいただきました。さらに、金田恵子・世界銀行防災ハブ防災専門官から、ネパール大地震直後に世界銀行防災ハブによる社会保護のためのデータベース構築支援についてご紹介しました。

プログラム

挨拶

塚越保祐 世界銀行グループ駐日特別代表

報告

鎌田卓也 世界銀行 ネパール担当カントリーマネージャー

当日の資料:ネパールにおける世界銀行の取り組み ― 現況と今後の展望 (PDF)

討論

田中雅子 上智大学 総合グローバル学部 准教授

当日の資料:「包摂」と「国家再建」の現状 ―大地震後のネパールにおける課題― (PDF)

金田恵子 世界銀行 東京防災ハブ 防災専門官

当日の資料:Disaster Linked Social Protection –Responding to the Earthquake in Nepal – (PDF)

スピーカー紹介

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鎌田卓也
世界銀行ネパール担当カントリーマネージャー

2014年9月より現職、ネパールのカトマンズに駐在。2010年から2014年まで、ヨーロッパ・中央アジア総局ウズベキスタン担当カントリーマネージャー。それ以前は、東アジア太平洋地域局インフラストラクチャーユニット上級財務アナリストとして、中国とモンゴルに対する都市開発、上下水道、湖水流域管理、、融資事業、調査・助言業務に従事。アフリカ地域局にて、エチオピア、ケニア、タンザニア向けのインフラ融資事業に幅広く携わる。東京銀行、マッキンゼー・アンド・カンパニー勤務。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。シカゴ大学経営学修士課程(MBA)修了。

参考

ネパールにおける世界銀行の取り組み (英語)

世界銀行ビジネスセミナー「南アジア地域の現況・展望とビジネス機会」(2016年3月4日開催)

イベント詳細
  • 日時: 2016年10月21日(金)午後5時~午後6時30分
  • 場所: 世界銀行東京事務所 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル10階
  • 言語: 日本語(同時通訳なし)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森  TEL:03-3597-6650
  • komori@worldbankgroup.org



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