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JICAで働く:須之内龍彦 南アジア部、菅原美奈子 人間開発部、松本重行 地球環境部、市口知英 南アジア部
2008年10月16日東京

4名のJICA職員が、それぞれの仕事内容やこれまでのキャリアパス、なぜ国際協力分野に従事するようになったかなどを話しました。

世界銀行東京事務所コーヒーアワー キャリアシリーズ第14回

2008年10月16日、東京  - 国際協力機構(JICA)と世界銀行情報センター(PIC東京)は本日、コーヒーアワー キャリアシリーズ第14回「新JICAで働く」を共同で開催しました。

国際協力機構(JICA)は10月1日、国際協力銀行(JBIC)の海外経済協力業務と、外務省の無償資金協力業務の一部を承継しました。ODAの「技術協力」・「有償資金協力」・「無償資金協力」を一元的に実施する世界でも類まれな機関となる新JICAは、政府のODA政策に基づき、援助手法の枠にとらわれない広い視点から、計画的・戦略的な援助を、約100カ国の海外拠点を通じて行っていきます。

今回のコーヒーアワーでは、4名の新JICA職員(須之内龍彦さん、菅原美奈子さん、松本重行さん、市口知英さん)が、新体制でのそれぞれの仕事内容やこれまでのキャリアパス、なぜ国際協力分野に従事するようになったかなどを話しました。司会は大森功一・世界銀行東京事務所広報担当官が務めました。
 
また、JICAプロジェクトの紹介、アフリカでのJICAの活動などを撮影した写真家の長倉洋海氏と渋谷敦志氏の作品を展示する写真パネル展「新JICA誕生」を、10月6日(月)から17日(金)まで、世界銀行情報センター(PIC東京)で同時開催し、新JICAの紹介パンフレットや年次報告なども配布しました。

スピーカー

須之内 龍彦(南アジア部) 
学生時代は経済学を専攻、この当時パスポートは持たず、途上国旅行の経験もなし。 JBIC入行(2003年4月)後は対印円借款担当班、案件形成調査担当班に所属。 2006年9月より約2年間、JICA経済基盤開発部に出向し、主にベトナム・カンボジアの運輸案件を担当。 統合後は南アジア部に勤務し、バングラデシュの運輸案件を担当。

菅原 美奈子(人間開発部) 
人間開発部基礎教育グループ基礎教育第二課調査役。1998年、旧国際協力事業団入団。2001年から2003年までケニア、アフガニスタンなどの教育プロジェクトに携わる。2004年から約3年間ミャンマー事務所勤務。教育や麻薬対策分野でのプロジェクトの他、総務・経理などを担当。2007年よりスタンフォード大学へ留学。2008年修士号(国際教育政策)を取得、2008年9月より現職。

松本 重行(地球環境部) 
学生時代は衛生工学を専攻。タイへのスタディツアーで途上国の都市環境問題とJICAの活動を知り、1995年JICAに就職。以降、主に水分野の協力を担当。プロジェクト業務調整員としてタイに2年3ヶ月勤務。2006年9月よりJBICプロジェクト開発部に出向。10月1日より新JICA地球環境部でアジア、中東等の水分野の案件を担当。

市口 知英(南アジア部) 
学生時代、南アジア・中東を放浪。米国コーネル大学修士。1995年、海外経済協力基金(当時)に入り、以降、インド、ネパール等の南アジア各国を主に担当し、国際協力銀行イスラマバード事務所にも3年半勤務。2006年9月より2年間、JICAアジア第一部(ベトナム担当)に出向。10月1日より、新JICA南アジア部に勤務し、パキスタン・アフガニスタンを担当。





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