Guang Zhe Chen

グアン・チェン

世界銀行インフラストラクチャー担当副総裁

 

2023年2月1日より現職。新興国・途上国における持続可能なインフラ整備に向けた世界規模の取組みを主導すると共に、気候変動行動計画や民間資金動員など世界銀行グループの戦略的優先課題を推進。エネルギー部門、運輸部門、デジタル開発に加え、官民パートナーシップを通じたコミュニティへの再生可能エネルギー、低炭素型輸送、デジタル接続、質の高いインフラ・サービスへのアクセス提供など、世界銀行の広範な業務を統括。世界銀行のインフラ・ポートフォリオは現在約720億ドル規模。

副総裁就任前は、世界銀行南アジア地域インフラストラクチャー局長として、アフガニスタン、バングラデシュ、ブータン、インド、モルディブ、ネパール、パキスタン、スリランカを対象に、エネルギー、運輸、デジタル開発の知識・資金調達プログラムの策定・実施の監督にリーダーシップを発揮。南アジア地域のインフラ・ポートフォリオは、約170億ドルに上る60件強のプロジェクトで構成される。

2018~20年まで世界銀行運輸グローバル・プラクティスのグローバル・ダイレクターを務め、それ以前は世界銀行水グローバル・プラクティスのシニア・ダイレクター。また、アディスアベバにて世界銀行のエチオピア担当カントリー・ダイレクター、続いてプレトリアにてボツワナ、レソト、ナミビア、南アフリカ、スワジランド、ザンビア、ジンバブエを対象とする南部アフリカ地域担当ダイレクターを歴任。それ以前は、運輸、都市、水、防災部門でチーム・リーダーやマネージャーとして貢献。

世界銀行グループとアジア開発銀行で、持続可能な開発、インフラ・ファイナンスとインフラ・マネジメントの分野で25年以上の国際経験を有するエコノミスト。

中国国籍。ハーバード大学経済学修士号、中国広州中山大学経済学学士号。


専門分野
  • インフラ
  • 運輸
  • Digital Economy Strategy
  • エネルギー

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