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プレスリリース 2022年1月20日

世界銀行、トンガの火山噴火・大津波への対応支援に800万ドル


スバ、2022年1月20日 — 世界銀行は、1月15日に発生した大規模な火山噴火と津波への対応・復旧を急ぐトンガ王国に対し、当面の緊急支援として800万ドルを提供する。

この資金は、人道支援、土砂などの除去、インフラの復旧と修復、最も被害を受けた家庭への支援など、緊急のニーズに対する国レベルの対応を支援する。トンガ政府から要請された今回の支援は、重大な事態が発生した際に、迅速な資金調達が可能な既存の枠組みを通じて提供される。 

トンガ本島のトンガタプ島の北約65kmにある海底火山フンガトンガ・フンガハアパイで、1月15日に大規模な噴火が発生し、噴煙は少なくとも高度30km、半径約260kmに広がった。千年に1度の大噴火が引き起こした一連の津波は、トンガの島々だけでなく、サモア、フィジー、バヌアツ、オーストラリア、ニュージーランド、日本、アメリカ大陸太平洋岸(アラスカからチリまで)にまで到達した。トンガでは緊急事態宣言を発出し、これまでに少なくとも3人の死亡が確認されている。

世界銀行が現在支援している2件のプロジェクトチームも、トンガの対応と復興に備えている。この2件は、トンガ気候変動に対応可能な輸送プロジェクト太平洋強靭性プログラムで、いずれも政府庁舎、学校、空港や港湾といった基幹インフラの強靱性強化を進めている。

さらに、政府と開発パートナーが影響の規模を把握するため、影響評価支援を準備中である。この支援は、緊急対応、復旧、および復興のニーズを判断するために重要となる。

「今回の大災害による被害の全貌は明らかになっていないものの、トンガは強く、強靱である。」と、世界銀行のパプアニューギニア・太平洋諸島を統括するステファン・ンデグワ局長は述べた。「世界銀行は、困難な状況に置かれたトンガの人々と協力して対応に当たっており、今後も数カ月、数年にわたり支援を行う。」

2015年以来、太平洋強靱性プログラムは、自然災害や気候変動に対するトンガの強靱性を強化する取組みを続けている。2018年2月に発生したサイクロンジータ後には、トンガの学校を補強するための追加資金が提供された。125の教室と21の水衛生および衛生施設を含む27の最も必要な学校の再建と修理を支援し、9,000人以上のトンガの生徒が受益した。この支援により、校舎の建築基準が改善され、嵐、洪水、サイクロン、地震に対する強靱性を高めている。

800万ドルの緊急対応資金は、世界銀行の基金で最貧国・最脆弱国を支援する国際開発協会(IDA)の支援により、災害リスク繰延引出オプション(Cat-DDO)付きのトンガ第2次強靭性構築政策事業を通じて提供される。

世界銀行は太平洋の12カ国と協力し、農業、航空輸送、気候強靱性と適応、経済政策、教育と雇用、エネルギー、漁業、保健、マクロ経済管理、農村開発、電気通信、観光などの分野で85件のプロジェクト、合計21億8,000万ドルを支援している。


プレスリリース番号: 2022/055/EAP

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東京:
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