エネルギーは、開発や経済成長を促進するにあたって中心的な役割を果たします。エネルギーは、居住可能な地球での雇用創出、包摂的な成長、繁栄の共有の促進を牽引する投資、イノベーション、新たな産業を後押しします。しかし、6億8500万人が電気へのアクセスの生活を送り、約21億人が食事を料理するにあたって環境を汚染しうる伝統的な燃料・技術に依存しているのが現状です。クリーンなエネルギーの供給に向けて、再生可能エネルギーと効率性の拡大、大規模な電化への投資、化石燃料の段階的な削減が極めて重要です。
この度、デメトリオス・パパサナシオウ 世界銀行エネルギー・採掘産業グローバルディレクターの来日の機会を捉え、居住可能な地球での貧困削減や経済成長の促進に向けたエネルギーセクターの課題と世界銀行の取り組みについてご紹介するセミナーをハイブリッド形式(会場参加またはオンライン参加)で開催しました。
スピーカー
デメトリオス・パパサナシオウ
世界銀行 エネルギー・採掘産業 グローバルディレクター
世界銀行のエネルギー・採掘産業グローバルプラクティスに所属する100人以上の専門職員を統括。同プラクティス全体の戦略計画の調整や、エネルギー・採掘産業専門職員のナレッジ・研修、幹部へのレポーティング、信託基金、関係機関とのパートナーシップを担当。アフリカ、ラテンアメリカ、東ヨーロッパ・バルカン諸国、南アジア、東アジア、太平洋島嶼国における世界銀行のエネルギー・インフラストラクチャ―業務に20年以上携わっている。これらの国々におけるエネルギー政策策定に貢献、火力、水力、太陽光、風力、地熱など多様なテクノロジーを用いた発電プロジェクトを担当。また、公益事業及びセクター改革、官民パートナーシップ(PPP)といった複雑な大型案件にチームリーダーとして携わる。2016年から2020年には、南アジア担当エネルギー・プラクティスのマネージャーとして、100億ドル以上のポートフォリオを担当し、再生可能エネルギーの拡大、南アジア地域の相互連結との電力取引の推進、ネットワークの近代化に取り組む。専門は電気工学。英国インペリアル・カレッジ・ロンドンにて環境工学の理学修士号およびエネルギー・環境学の博士号を取得。
発表資料
The World Bank and Energy(英語、PDF)