世界銀行では、日本人の採用を積極的に行っています。キャリアセミナー「世界銀行で働く」シリーズでは毎回、世界銀行の日本人職員が登壇し、途上国が直面する開発課題、自身が担当するセクターの現況、世界銀行による途上国に対する様々な支援活動と自身が担当する業務、これまでのキャリアパスなどを紹介します。
今回は、小城直子・世界銀行中東・北アフリカ地域総局 マクロ経済・貿易・投資 上級エコノミストが、エコノミストとしての業務内容を中心に、自身のこれまでのキャリアパス、世界銀行への入行から現在に至るまでの経験談、世界銀行で働く魅力などをお話ししました。
日時
2023年8月3日(木)午後6時30分~午後7時30分(日本時間)
スピーカー紹介
小城直子
世界銀行 中東・北アフリカ地域総局 マクロ経済・貿易・投資 上級エコノミスト
1998年、ヤングプロフェッショナルとして世界銀行入行。アジア危機最中のマレーシア経済を担当後、調査局を経て、南アジア総局でインド、ブータン担当エコノミストとして勤務。2003年IMFへ転職。2006年世銀に再入行。アフリカ総局で経済危機に陥ったジンバブエおよびセイシェル担当上級エコノミストを勤た後、経済管理・債務局上級エコノミスト、ヨーロッパ・中央アジア地域総局上級エコノミスト、マクロ経済・貿易・投資グローバルプラクティス上級エコノミストを経て現職。世銀入行前はケンブリッジ大学経済学部で講師を勤めていた。2022年、一橋大学客員教授。ケンブリッジ大学で経済学博士号、ロンドン大学で金融学修士号、サセックス大学で経済学修士号、明治学院大学で言語学学士号取得。