世界銀行では、日本人の採用を積極的に行っています。キャリアセミナー「世界銀行で働く」シリーズでは毎回、世界銀行の日本人職員が登壇し、途上国が直面する開発課題、自身が担当するセクターの現況、世界銀行による途上国に対する様々な支援活動と自身が担当する業務、これまでのキャリアパスなどを紹介します。
今回は、吉野裕・世界銀行南アジア地域総局バングラデシュ・ブータン担当リードカントリーエコノミスト兼公正成長・金融・制度（EFI）プログラムリーダーが、自身のこれまでのキャリアパス、世界銀行への入行から現在に至るまでの経験談、現在の担当業務、世界銀行で働く魅力などをお話ししました。
日時
2023年6月21日（水）午後7時～午後8時（日本時間）
スピーカー
世界銀行 南アジア地域総局 バングラデシュ・ブータン担当リードカントリーエコノミスト兼公正成長・金融・制度（EFI）プログラムリーダー
上智大学法学部卒、コロンビア大学国際関係修士、バージニア大学経済学博士（Ph.D.）。1995年から1998年まで外務省専門調査員として日本政府国連代表部（ニューヨーク）に勤務し、政府常駐代表団員として開発、環境関連の国連会議を担当。2002年、バージニア大学経済学部講師。2003年より世界銀行入行。ワシントン本部のアフリカ地域チーフエコノミスト室を経て、2010年よりタンザニア担当シニア・カントリー・エコノミスト。2016年よりタンザニア（ダルエスサラーム）駐在となり、タンザニア・ソマリア・ブルンジ・マラウィ担当公正成長・金融・制度（EFI）プログラムリーダー。2019年9月より、バングラデシュ（ダッカ）に移り、現在に至るまで、バングラデシュ・ブータン担当リード・カントリー・エコノミスト（兼EFIプログラムリーダー）として両国における世界銀行の経済政策支援業務の総括を務めている。2023年7月1日より、ヨーロッパ・中央アジア地域担当副総裁室・経済アドバイザーに着任予定。