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 イベント

ウェビナー・シリーズ:モロッコにおける重要インフラの強靭性と必要不可欠なサービスの継続性強化

2022年10月24-27日
オンライン開催

2022年10月24日~27日、世界銀行の中東・北アフリカ(MENA)の都市強靭化・土地チームと、金融・競争力・イノベーションチーム、防災グローバル・ファシリティ(GFDRR)の共催で、モロッコの官民のステークホルダーを対象とした一連のバーチャルワークショップが行われました。

日本―世界銀行防災共同プログラムと世界銀行が資金を提供し、モロッコ政府と協力して開催したこのシリーズで、モロッコのステークホルダーは、災害の衝撃に対応する重要インフラを強靭化するための優先的な介入策を、どのように設計、実施、拡大するかについて国際的に活躍する専門家と対話することができました。

本イベントでは以下のテーマが取り上げられました。

  1. 重要インフラとサービスの強靭化:体系的なアプローチの重要性
  2. 重要インフラとサービスの強靭性強化のための政策手段
  3. 重要インフラ、公的資産、必要不可欠なサービスのリスク・ファイナンシングのメカニズム
  4. 十分な情報を得た上での意思決定のためのインフラシステムとリスク分析ツール


10月27日に開催された重要インフラ情報共有プラットフォームのイベントでは、日本人専門家である国立研究開発法人防災科学技術研究所(The National Research Institute for Earth Science and Disaster Resilience:NIED)の遊佐暁特別技術員が講演を行いました。災害対策のための情報共有プラットフォームであるSIP4D(Shared Information Platform for Disaster Management)について紹介しました。SIP4Dの目的は、様々な災害対応組織間で災害状況の共通認識を構築し、関連情報を発信することです。

モロッコ政府は、世界銀行の協力のもと、重要インフラの強靭性と必要不可欠なサービスの継続性を国家的優先課題としています。特に、「重要インフラの強靭化」と「重要サービスの継続計画の策定と実施」は、「自然災害リスク管理のための国家戦略(SNGRCN)2021-2031」の中で大きく取り上げられています。

世界銀行の融資業務と日本―世界銀行防災共同プログラムは、このような分析、技術、運用業務の観点から、モロッコ政府に対し技術支援を継続し、重要インフラの強靭化と重要サービスの継続性確保に向けた全体的なビジョンと戦略的アプローチの明確化を支援します。

イベント詳細

  • 日時: 2022年10月24日~27日