世界銀行の各地域総局では半年に1度(春と秋)、地域内の経済概況と展望をまとめた半期経済報告を発表しています。このうちヨーロッパ・中央アジア地域担当チーフエコノミスト室は2022年4月10日、「ヨーロッパ・中央アジア地域経済報告:域内における戦争」を発表しました。同報告書は、ウクライナでの戦争とロシアへの制裁が世界中の国々に打撃となる中、ヨーロッパ・中央アジア地域の新興国・途上国は影響をまともに受けるだろう、指摘しています。
今回のモーニングセミナー(第137回)では、同報告書の執筆担当者の一人であるコレット・ウィーラー世界銀行開発見通し局上級エコノミストが、ワシントンより日本の皆様向けにライブストリーミングで同報告書の主なポイントをご紹介しました。
日時
2022年4月22日(金)午前8時~午前9時(日本時間)
スピーカー

世界銀行 開発見通し局 上級エコノミスト
世界銀行による世界経済に関する報告書である「世界経済見通し(Global Economic Prospects)の主要著者の一人。ヨーロッパ・中央アジア地域を担当しており、同地域および同地域内の各国に関する報告書を執筆。マクロ経済、金融、一次産品市場をモニターする世界銀行のニュースレター「グローバル・マンスリー(Global Monthly)」の準備・編集、世銀幹部向けの世界経済に関するブリーフィングの作成も担当している。世界銀行入行以前は、経済コンサルティング会社に勤務していた。ヴァンダービルト大学で経済開発学修士号、経済学・哲学学士号を取得。
発表資料
Europe and Central Asia Economic Update Spring 2022 : War in the Region (英語、PDF)
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