世界銀行では、主要一次産品46品目の価格データ、市場分析、見通しを作成しており、報告書「一次産品市場の見通し」(Commodity Markets Outlook)を毎年2回(4月と10月)、「一次産品価格データ(ピンクシート)」(World Bank Commodities Price Data: The Pink Sheet) を毎月第2営業日に発行しています。最新の「一次産品市場の見通し2021年10月版」報告書は、2021年10月21日に発表されました。
今回のモーニングセミナー(第124回)では、同報告書を含め、世界銀行の一次産品・市場に関する分析のとりまとめを担当するジョン・バフェス世界銀行マクロ経済・貿易・投資グローバルプラクティス見通しグループ上級農業エコノミストが、ワシントンよりオンラインで日本の皆様向けに同報告書の主なポイントをご説明しました。
日時
2021年10月22日(金)午前8時~9時(日本時間)
スピーカー

世界銀行 マクロ経済・貿易・投資グローバルプラクティス 見通しグループ 上級農業エコノミスト
主要一次産品46品目の価格データ、市場分析、見通しを取りまとめて半年に1回発行する「一次産品市場の見通し」(Commodity Markets Outlook)をはじめ、世界銀行による一次産品市場や価格データに関する分析を統括している。1993年に世界銀行に入行し、これまでラテンアメリカ、南アジア、東アフリカ、評価、研究ユニットに従事し、経済開発、農業経済、資源経済、応用エコノメトリックスなど多岐にわたる分野で学術論文や共著を発表してきた。エグゼクティブMBAコースにて一次産品市場に関する応用エコノメトリックスを教えている。アテネ大学にて経済学学士号(1983年)、ジョージア大学にて農業経済学修士号(1986年)、メリーランド大学にて農業・農村経済学博士号(1992年)を取得している。
発表資料
Commodity Markets Outlook: Recent Developments, Outlook, and Risks(英語、PDF)
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