世界銀行は2021年3月16日、新報告書「What’s Cooking: 農業・食料システムのデジタル変革の現状」（What's Cooking : Digital Transformation of the Agrifood System）を発表いたしました。デジタル革命が世界のあらゆる場所、社会と商取引のあらゆる側面にまで及んでいる今、農業・食料システムもまた、変革のときを迎えています。同報告書では、デジタル技術がいかに食料システムを向上させているかを掘り下げ、各国による独自のデジタル農業の規模拡大への行程表として、農業・食料システムにいかにデジタル技術を導入していくかを示しています。同報告書はまた、食料システムの効率性、公平性、環境面の持続可能性を高めることのできる評価政策プロポーザルの枠組みを提示しています。
今回のモーニングセミナー（第109回）では、同報告書の執筆者の一人であるガーダ・エラベッド世界銀行農業・食料グローバルプラクティス上級エコノミストが日本の皆様向けにワシントンより、同報告書主なポイントをライブストリーミングでご紹介しました。
日時
2021年6月18日（金）午前8時～午前9時（日本時間）
スピーカー
世界銀行農業・食料グローバルプラクティス上級エコノミスト
クライメート・スマート・アグリカルチャー、農業政策、デジタル農業、農業とエネルギーの連鎖に関する調査分析および融資業務に従事。世界銀行グループ入行前は、マセマティカポリシーリサーチ研究員だった。カリフォルニア大学デービス校で農業・資源経済学博士号、エコール・ポリテクニークで環境経済学修士号、アグロパリテックで作物栽培学学士号を取得。
発表資料
What’s Cooking: Digital Transformation of the Agrifood System（英語、PDF）
関連
YouTubeチャンネル World Bank Group Tokyo Live Stream を開設しました。チャンネル登録をお願いします。