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 イベント

都市開発実務者向け対話型研修(Technical Deep Dive: TDD) 公共交通指向型開発(TOD)を通じた都市部の近隣地域・土地の活性化

2021年3月15-19日

東京

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  • 世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)は、公共交通指向型開発(TOD)と都市空間・公共財の利活用に関する都市開発実務者向け対話型研修(TDD)を開催しました。

    本研修は、十分に活用されていない公有地、街路・空地、不動産、公共施設といった公共の空間・インフラ資産を利用した公共交通指向型開発(TOD)をテーマに、都市計画策定、都市交通計画作成、その他の都市課題について議論しました。特に、公共交通の結節点周辺の公有資産、コミュニティ、地域経済がどのように当該地区を特徴づけるかについて考察しました。

    本研修では、日本及び世界の事例や知見、経験に焦点を当てつつ、研修参加者の国や自治体の取組みについても取り上げました。とりわけ日本における国・地方レベルでの公共交通指向型開発に関するこれまでの取組みについては視察動画を交えながら深堀しました。また、他にも本年度の研修はポストコロナ社会の復興における公有地、ポストコロナの都市における都市交通手段の未来についても取り上げました。本研修は、世界銀行の都市空間実践共同体(KSB)及び公共交通指向型開発実践共同体(CoP)とともに開催されました。

  • 1日目

    • 開講挨拶・TDDの目的
    • パネルディスカッション:TOD結節点付近での近隣地域レベルの開発
    • 参加者による課題発表 1 & 2 
    • TDLCの融資事業向け技術協力とアクションプラン(行動計画)作成の説明

     

    2日目

    • 移動可能性と公共交通の利便性 
    • 日本のケーススタディ1:福岡市
    • TODツールキット:道路の安全と住み易さ
    • 質の高いインフラ投資(QII) 信託基金と世界銀行東京防災ハブの説明
    • アクションプラン(行動計画)作成

     

    3日目

    • 個人空間の質と利用
    • 日本のケーススタディ2:公有地再生が与える複合的影響・データに基づく近隣地域再生
    • プロジェクトではなくプロセスとしての変化

     

    4日目

    • 新型コロナウイルス感染症が拡大する世界における公共交通機関結節点周辺地域の住み易さと場の創造
    • 日本のケーススタディ3:鉄道事業者とまちづくり
    • 公共領域整備に対する持続可能な資金調達及びその管理方法
    • アクションプラン(行動計画)作成

     

    5日目

    • アクションプラン(行動計画)発表
    • 閉講

     

    *主なプログラムのみ記載。プログラムは変更となる可能性があります。

  • 世界銀行東京開発ラーニングセンタ(TDLC)は3月15日(月)〜19日(金)に開催する公共交通指向型開発(TOD)と都市空間・公共財の利活用に関する都市開発実務者向け対話型研修(TDD)4日目の3月18日(木)を一般の皆様に公開いたしました。

    4日目には、新型コロナウイルス感染症が拡大する中における公共交通の結節点周辺地域の住みやすさと場の創造、 日本の鉄道事業者とまちづくりなどを取り上げました。録画は下記のリンクからご覧ください。

    登壇者名(4日目)

    • ギル・ペナロサ氏(NPO団体880 Cities 創立者)
    • 藤村龍至氏(東京芸術大学准教授)
    • 中山典顕氏(東急株式会社 沿線開発事業部 事業推進グループ主査) 
    • 栗栖嵩氏(パシフィックコンサルタンツ株式会社)

    日時

    2021年3月18日(木)午後8時~午後9時30分

    録画

    https://vimeo.com/525973829 

イベント詳細

  • 日時: 2021年3月15日(月)〜19日(金)
  • 形式: オンライン
  • 言語: 英語 (適宜同時通訳あり)
  • お問合せ: 東京開発ラーニングセンター(TDLC) 広報・田中  TEL:070-2482-9725
  • tdlc@worldbank.org