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 イベント

世界銀行モーニングセミナー(第85回)「中東・北アフリカ地域経済報告書:貿易の促進-コロナ後の経済回復のための地域統合の再考」

2020年11月13日

東京

マルチメディア

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  • 世界銀行の各地域総局では半年に1度(春と秋)、地域内の経済概況と展望をまとめた半期経済報告を発表しており、中東・北アフリカ地域総局については2020年10月19日、「中東・北アフリカ地域経済報告書:貿易の促進-コロナ後の経済回復のための地域統合の再考」(MENA Economic Update: Trading Together — Reviving Middle East and North Africa Regional Integration in the Post-COVID Era)を発表しました。

    新型コロナウィルス感染症拡大と石油価格の暴落は、中東・北アフリカ地域経済のあらゆる側面に影響を及ぼし、2020年には5.2%縮小すると予測されています。これは2020年4月の予測を4.1ポイント、2019年10月の予測を7.8ポイント下回っており、2021年に部分的にしか回復しないと予想されています。同地域では、石油輸出と財政収入の減少、新型コロナウィルス感染症拡大への対応のための財政支出の大幅な増加の一方で、公的債務は2019年のGDPの約45%から2022年の58%まで大幅に増加するとみられています。さらに、新型コロナウィルス感染症拡大の危機下において、消費と生産能力を維持しながら、健康危機に対応することが求められます。中期的には、国家の役割の再形成、公正な競争の促進、デジタル技術活用の加速化、そして地域統合を追求するような制度改革の促進が求められると指摘しています。

    今回のセミナーでは、同報告書の執筆担当者であるブランカ・モレノ=ドッドソン 世界銀行 地中海統合センター マネージャーおよびハー・グエン同上級エコミストが、それぞれマルセイユとワシントンからテレビ会議で同報告書の主なポイントをご紹介し、皆様のご質問にお答えしました。

    日時

    2020年11月13日(金)午後3時~午後4時

     

    スピーカー

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    ブランカ・モレノ=ドッドソン
    世界銀行 地中海統合センター マネージャー

    1990年、世界銀行入行。ベニン・西アフリカ担当エコノミスト、世界銀行研究所上級エコノミスト、貧困削減・経済管理ネットワーク上級エコノミスト、マクロ経済・財政管理グローバルプラクティス主任エコノミスト、ガバナンスグローバルプラクティス主任エコノストを経て、2017年よりフランス/マルセイユにある世界銀行中東統合センターマネージャー。エクス=マルセイユ第2大学で国際経済・財政学博士号および同修士号を取得。
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    ハー・グエン
    世界銀行 中東・北アフリカ地域担当チーフエコノミスト室 上級エコノミスト

    2009年、ヤングプロフェッショナルとして世界銀行に入行。開発経済総局(DEC)開発研究グループのマクロ経済・成長チームのエコノミストを経て、2018年7月より現職。米国メリーランド大学で経済学博士号、オーストラリアのアデレード大学で経済学の修士号及び学士号を取得。

    当日の資料:Presentation: MENA Economic Update Blanca Moreno-Dodson(英語、PDF)
    Presentation: MENA Economic Update Ha Nguyen(英語、PDF)
    MENA Economic Update October 2020(英語、PDF)


    関連

    世界銀行モーニングセミナーシリーズ
    過去に開催された同セミナーシリーズの資料をダウンロードいただけます

     

イベント詳細

  • 日時: 2020年11月13日(金)午後3時~午後4時
  • 言語: 英語(日本語への通訳なし)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森 TEL: 03-3597-6650
  • komori@worldbankgroup.org