世界銀行グループは2020年9月16日、新報告書「大きく成長させる:なぜ途上国は、より大きな企業が必要なのか」(Making It Big: Why Developing Countries Need More Large Firms)を発表しました。経済・社会的進歩のためには、補完的な役割を果たす企業の多様なエコシステムが必要です。同報告書では、低中所得国において大企業がどのように作り出されるのか、開発においてそうした大企業はどのような役割を果たしているのかについて分析しています。同報告書では、大企業は、他の企業とは異なる方法で様々な開発目標を推進しており、イノベーション、輸出、トレーニング機会の提供などを推進しており、国際的な品質基準を採用している可能性が高いと分析しています。
今回のセミナーでは、同報告書の共著者であるアレキサンドロス・ラゴシウス世界銀行グループ国際金融公社(IFC)上級エコノミストが、オンラインでパリより日本の皆様に向けて同報告書の主なポイントをご紹介しました。
日時
2020年11月5日(木)午後5時~午後6時(日本時間)
スピーカー
世界銀行グループ 国際金融公社(IFC) ソートリーダーシップ・経済・民間セクター開発 上級エコノミスト 2016年、世界銀行グループ国際金融公社(IFC)入社。それ以前は、ドイツ開発研究所(DIE)上級エコノミスト、経済協力開発機構(OECD)エコノミスト、同・政策アナリスト、パリ政治学院(Science-Po)経済学講師、シドニー大学経済学准講師を歴任。シドニー大学で経済学博士号、アテネ国立技術大学で工学ディプロマ(都市・農村・地域計画学)を取得。 |
当日の資料:Presentation - Making It Big: Why Developing Countries Need More Large Firms(英語、PDF)
Making It Big: Why Developing Countries Need More Large Firms(英語、PDF)
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