世界銀行グループは2018年5月24日、「持続可能な開発目標(SDGs)アトラス2018年版」(Atlas of Sustainable Development Goals 2018)を発表しました。同アトラスは昨年発表された2017年版に続く最新版で、世界銀行グループの主要データ集である「世界開発指標」(WDI: World Development Indicators) に収録された最新データを使い、2015年に国連総会で採択された2030年までの17の達成目標「持続可能な開発目標(SDGs)」の実施状況・分析を180以上の地図や図表で分かりやすく視覚化しています。
今回の世界銀行モーニングセミナー(第10回)では、最新版のSDGsアトラスをとりまとめたタリク・アフザル・コカール同上級データサイエンティストと鈴木恵美・同デモグラファーがワシントンよりテレビ会議でSDGsアトラスの主なポイントをご紹介し、皆様からのご質問にお答えしました。
スピーカー
世界銀行の上級データサイエンティストとして、世界銀行の各種のデータの編集を統括。技術、開発、データの融合に強い関心を持ち、データを活用したコミュニケーションのあり方、データ構築・分析・視覚化の新たな手法、公開されたデータをより活用しやすくするための提供方法に従事している。ケンブリッジ大学で数学およびコンピューター科学を学んだ。 |
![]() 世界銀行 開発経済総局(DEC)開発データグループ デモグラファー 世界銀行の開発データグループで15年以上に渡り、人口動態および保健分野の統計に従事。人口、人口動態、保健統計、グローバルヘルスのモニタリングに関心を持つ。「世界開発指標(WDI)」およびHealthStatesの人口保健分野の統計とりまとめを担当。国連、ユニセフ、WHO、学術界、世界銀行保健栄養人口ユニットおよび国別担当ユニットと連携を深めている。妊産婦・新生児死亡率推計に関する国連グループにて、WHO、ユニセフ、UNFPA、国連人口局と協力し、世界銀行のフォーカルポイントとして参加。ジョンズホプキンズ大学公衆衛生大学院で公衆衛生学博士号取得。 |
当日の資料: Behind the scenes of the SDG Atlas 2018 (PDF)
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