イベント
生物多様性ホットスポットにおけるマルチセクターの取り組み
2015年7月30日東京

世界銀行東京事務所 コンサベーション・インターナショナル・ジャパン共催。生物多様性保全に取り組む官民NGOのプレイヤーから、それぞれの組織から最新の取り組みをご紹介しました。

地球上には、豊かな生物多様性を有するものの、経済開発、都市化、人口増加などによって自然の植生が大きく損なわれ、生物多様性が失われようとしている地域があります。「生物多様性ホットスポット」とは、生物多様性が高く、同時に破壊の危機に瀕している地域を指し、世界で35か所が選定されています。

貧困の撲滅、持続可能な経済成長を実現する基礎となる自然資本の保護と強化は、地球とその資源を次の世代まで共有していくために不可欠です。現在起きている生態系への負担は、回復能力を超える恐れが生じており、この傾向を反転させるための対応が緊急の課題となっています。今年9月に採択される「持続可能な開発目標(SDGs)」にも生物多様性の損失を防ぐことが盛り込まれる予定であり、今後、マルチセクターでの連携がますます重要です。

世界銀行は過去20年間に、天然資源管理プロジェクトや従来の森林、沿岸管理、農業支援プロジェクトに生物多様性の保全を組み込む等、生物多様性保全に向け、120か国以上に対し60億ドル以上の支援を行ってきました。コンサベーション・インターナショナルは、健康で生産的な自然環境の保全を通じた人々の生活や生計の持続的な向上のために、生物多様性の保全活動に取り組んでいます。地球環境ファシリティ(GEF)は、政府、NGO、企業などと連携しながら生物多様性保全に取り組む最大の国際基金です。日本政府や日本企業も、様々な形でホットスポットの保全に取り組んで来ました。今回のセミナーでは、生物多様性保全に取り組む官民NGOのプレイヤーから、それぞれの組織から最新の取り組みをご紹介しました。


プログラム

挨拶
塚越保祐 世界銀行グループ駐日特別代表

講演
渡辺 陽子 地球環境ファシリティ(GEF)プログラムマネージャー
「GEF2020戦略における生物多様性保全」

田端 朗子 環境省自然環境局 自然環境計画課 生物多様性地球戦略企画室 室長補佐
「日本政府による愛知目標達成に向けた取り組み」

日比 保史 コンサベーション・インターナショナル・ジャパン 代表理事
「生物多様性とクリティカル・エコシステム・パートナーシップ基金(CEPF):愛知目標達成に向けて」

野島 嘉之 三菱商事株式会社環境・CSR推進部長
「企業における環境保全に向けた取り組み(サンゴ礁保全、熱帯林再生)」

村田 真一 NHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー
「放送における NHKの環境活動の取り組み(NHKスペシャル「ホットスポット最後の楽園」の放送等)」 
NHKスペシャル「ホットスポット最後の楽園」

 

イベント詳細
  • 日時: 
    2015年7月30日(木)
    午後6時30分~午後8時
  • 場所: 
    世界銀行東京開発ラーニングセンター
    東京都千代田区内幸町2-2-2
    富国生命ビル10階
    地下鉄三田線内幸町駅直結、千代田線・日比谷線・丸の内線霞ヶ関駅C4出口
    地図
  • 言語: 
    日本語
  • お問合せ: 
    世界銀行東京事務所
    ptokyo@worldbank.org
    TEL: 03-3597-6650