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第4回中高生開発援助標語コンテスト表彰式
2013年12月20日鹿児島

2013年度の開発援助標語コンテストで最優秀賞に選ばれた鹿児島県立甲南高等学校1年の蔵富明日香さんの表彰式が同校にて行われました。
写真:塚越保祐・世界銀行駐日特別代表による賞状贈呈の様子

2013年12月20日、鹿児島 – 本年度の開発援助標語コンテストで最優秀賞に選ばれた鹿児島県立甲南高等学校1年の蔵富明日香さんの表彰式が、本日、同校にて行われました。『世界中の子どもに「学ぶ」というあたりまえを』という標語に蔵富さんが込めたメッセージは、「学ぶ」という子供が持つあたりまえの権利が、世界ではそうではないという現実を知り、環境や大人の勝手な考えで教育を受けられないことがあってはならない、という思いでした。

表彰式では、瀬戸上護・鹿児島甲南高等学校長のご挨拶の後、塚越保祐・世界銀行駐日特別代表が賞状及び副賞を贈呈しました。塚越代表は、蔵富さんの作品は、女子教育の必要性を訴え今年のノーベル平和賞候補者にも選出された16歳のマララ・ユサフザイさんのような、率直で力強く心に響く標語であると述べました。

世界銀行東京事務所は、2010年より、途上国の開発に対する中高生の関心を深めることを目的として本コンテストを開催しており、第4回目にあたる今回は、応募作品数3300点以上から、最優秀賞1作品、優秀賞2作品が選出されました。

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最優秀賞に選ばれた鹿児島県立甲南高等学校1年の蔵富明日香さん


本年度の受賞作品

最優秀賞

世界中の子どもに「学ぶ」というあたりまえを

蔵富 明日香さん 鹿児島県立甲南高等学校 1年  

標語に込めたエピソード

発展途上国での大きな問題の一つとして、子どもの「教育問題」があげられます。援助が少しすすんだ現在でも、依然として1億1300万人の不就学者児童と1億5000万人の小学校中退者が存在している。さらに不就学児童の3分の2は女性ということも事実です。私は、「学ぶ」ということは世界中のすべての子どもが持っている権利だと思います。それが、環境や大人たちの勝手な考えでできなくなるのはあってはならないことだと思います。だから、この標語を考えました。

優秀賞

途上国に学びを、途上国から学びを

小松原 英莉さん 東京学芸大学附属国際中等教育学校 4年

標語に込めたエピソード

昨年、学校でルワンダ大使による講演会があり、そこで大使が口にした言葉が忘れられません。「ルワンダが日本から学ぶことは多くあるが、日本にもルワンダから多くを学んで欲しい」。ジェノサイドから「千の丘の国」と呼ばれるまでに発展を遂げたルワンダ。国の再建のために、政治家の半数を女性にして広く国民の意見を取り入れられるような国づくりをしているそうです。相互に多くを学ぶべきだという思いから一方的な意味合いでない標語を考えました。

優秀賞

援助の輪 自分が変わり 世界が変わる

大崎 未来さん 麹町学園女子高等学校 2年

標語に込めたエピソード

私は「実際に現地で働くNGOの活動が見てみたい」という思いで、東京都千代田区の国際平和市民ツアーに参加し、カンボジアを訪れました。スラムで支援を受けている家庭にお話を伺ったところ、「NGOの支援のおかげで将来に希望を持てるようになった」と聞いたときの輝いた目は今でも忘れられません。そして、現地で活動を行っている方々の努力に感銘を受けました。NGOの方々もこのように何かしらの感銘を受けて活動を行っているのだと思うと胸がいっぱいになりました。また自分がこの経験によって変わっていっていることもひしひしと感じています。カンボジアでの経験を経てこの標語を作りました。私と同じように国際協力に関心を持ってアクションを起こそうと思ってくれたら幸いです。

【過去の受賞作品】

 第1回コンテスト(応募作品数177件)
 最優秀賞 みちびこう!援助がいらなくなる世界へ!
 大橋 梨沙さん 岐阜県大垣市立西中学校 3年

第2回コンテスト(応募作品数602件)
最優秀賞 気づくこと それが援助の 第一歩
西村 美乃里さん  山口県立防府商業高等学校 3年 

第3回コンテスト(応募作品数1662件)
最優秀賞 貧困で君の未来は、邪魔させない。
武藤 真由さん 広島県立吉田高等学校 2年