世界銀行東京事務所コーヒーアワー キャリアシリーズ第52回

2013年2月13日、東京－世界銀行東京事務所は、コーヒーアワーキャリアシリーズ「世界銀行で働く」第52回を開催し、佐伯洋 南アジア地域総局 教育スペシャリストをスピーカーとして迎えました。まず始めに、世銀での仕事内容を、ネパールやインドで実施された高等教育プロジェクトの写真を交え紹介し、現場体験から感じた課題などを話しました。次に、独自のキャリアパスを作る大切さについて、最後に、世銀で活躍できる人間像を紹介しました。世銀で特に活躍している職員に共通する優れた点として、専門性に加え、交渉力、チームワーク、論理的思考、自分の意見をしっかり主張できることなどを挙げました。

質疑応答では、地域と分野のどちらの専門性が求められるか、コンサルタントの採用方法、世銀が重点を置くセクター・地域、民間企業での経験がどう生きているか、仕事のやりがいや苦労などについて、様々なご質問が出されました。

世界銀行東京事務所では、世界銀行をはじめ、国際開発金融機関における日本人職員の採用を支援するため、主としてこれらの機関で活躍中の日本人職員が、現在担当する業務内容やキャリアパスを語るコーヒーアワー・キャリアシリーズを随時開催しております。

スピーカー

佐伯洋
南アジア地域総局 教育スペシャリスト

駒澤大学経済学部卒業。マーケティングオフィサーとして矢崎総業株式会社に勤務。2002 年デューク大学テリー・サンフォード行政大学院入学。ユニセフでのインターンを経て、2004 年デューク大学国際開発学修士を取得。同年、世界銀行南アジア地域総局人間開発局教育セクターに入行。主に高等教育のプロジェクトに従事しプロジェクトの経済分析、産学連携に関する研究、及び様々な統計調査を担当。出張時には一眼レフカメラを持参し、プロジェクトからは見られない別の素顔の途上国を撮影することに新しい楽しみを感じている。