Learn how the World Bank Group is helping countries with COVID-19 (coronavirus). Find Out

プレスリリース 2020年6月30日

野村證券がサステナブル・ディベロップメント・ボンドを販売 <世界銀行の新型コロナウィルス感染症対策への支援と保健医療分野の取り組みの事例を紹介>

2020年6月30日―世界銀行(国際復興開発銀行:IBRD、ムーディーズ: Aaa、スタンダード&プアーズ:AAA)この度、期間3年のブラジルレアル建て(発行額:2,297万ブラジルレアル)、期間3年のメキシコペソ建て(発行額:1億1,820万ペソ)、および期間3年のインドルピー建(発行額:6億5,590万インドルピー)のサステナブル・ディベロップメント・ボンド(開発途上国の持続可能な発展を支える世銀債)を発行し、野村證券株式会社が全額を引き受け日本の個人投資家に販売しました。

サステナブル・ディベロップメント・ボンドを通じて世界銀行が投資家の皆様からお預かりした資金は、開発途上国の持続的発展を目的とするあらゆる分野のプロジェクトへの融資案件に活用されます。世界銀行は2030年までに「極度の貧困を撲滅」し、「繁栄の共有の促進」を持続可能な形で実現することを使命としており、この2つの目標は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」とも連携しています。

2020年3月、世界銀行グループは、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の拡大に対処すべく、今後15か月間に開発途上国に対して最大1600億ドルの支援を行う用意があることを表明しました。IBRDは融資を通じて加盟国である開発途上国の新型コロナウィルス感染症への対応を支援します。

本債券の販売に際しては、世界銀行が展開する取り組みの事例として、新型コロナウィルス拡大対策とその関連プロジェクトを含む保健医療プロジェクトが紹介されました。世界銀行が発行するサステナブル・ディベロップメント・ボンドの資金は、個々のプロジェクトのリスクを投資家から切り離すために特定の用途やプロジェクトを資金使途としておりません。そのため、本債券の資金は、保健医療や新型コロナウィルス感染対策支援に限定されるものではありませんが、あらゆる分野の開発プロジェクトを支えるための世界銀行の資金ニーズに大きく貢献します。

世界銀行(IBRD)が取り組む保健医療分野のプロジェクト事例

インド : 包括的な製薬産業の改革プロジェクト / 融資額 : 1億2,500万米ドル
低コストのワクチン、バイオ医薬品、診断、および医療機器の臨床試験から公式に承認されるプロセスの短期化。インド政府のバイオテクノロジー産業研究支援プログラム(BIRAC)への資金提供
詳細はこちらをご覧ください。(英語)

パラグアイ : 公共医療保健セクターの強化プロジェクト / 融資額 : 1億1,500万米ドル
妊産婦、子供、慢性疾患と感染病の人々を対象に、母子医療サービスへのアクセスの向上や糖尿病、癌、HIV、結核などの疾患の治療の改善
詳細はこちらをご覧ください。(英語)

ペルー : 保険医療ネットワークの統合プロジェクト/ 融資額 : 1億2,500万米ドル
リマ及びその他の優先度の高い地域に焦点を当て、診療マニュアルの強化、医療従事者のスキルの開発プランの実施、看護ケアモデルの再構築、必要な医療のレベルに応じた患者のケアを推進し、医療産業にかかわる様々な組織が、お互いに効率的に連携できるように全体の構造を改革し、ペルーの医療ネットワークの統合を支援 
詳細はこちらをご覧ください。(英語)

世界銀行グループの新型コロナウィルス感染症拡大への対応

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IBRDは融資を通じて加盟国である開発途上国の新型コロナウィルス感染症への対応を支援します。支援するプロジェクトは、以下のプロジェクトが含まれます。

アルゼンチン: 患者の特定、隔離、看護の提供と、様々な準備と保健システムの強化を通じ、同国を支援 
ドミニカ共和国 : 自然災害や医療の緊急事態に対応するために2017年に導入された災害リスク繰延引出オプション(Cat-DDO)活用し、感染拡大の抑制及びパンデミック(世界的な大流行)の影響に対応する緊急措置を実施
エクアドル:予防と適切な医療、同国の公衆衛生システムを強化に焦点を当てたプロジェクト実施により、国家計画を支援
インド:検査キット、個人用保護具、人工呼吸器、医薬品の購入と隔離病棟の新設、感染予防と管理対策を強化
レバノン: 既存の保健プロジェクト(2017年)の再構築し、医療品や医療機器の調達のための資金提供と、医療従事者と第一線で働く対応者の為の訓練を実施

世界銀行(正式名称:国際復興開発銀行)について
世界銀行(国際復興開発銀行、通称IBRD:International Bank for Reconstruction and Development)は、1944年に設立が合意された国際開発金融機関で、現在189の加盟国が出資し運営しています。加盟国の公平で持続可能な経済成長を目指し、地域及び世界規模の経済や環境問題に効果的に対処していくために、IBRDは中所得国に対し、貸出・保証、リスク管理サービスに加え、開発に関わる様々な分野の専門的な分析・助言サービスを提供しています。世界銀行の目標は、世界全体の極度の貧困を終結し、すべての人々が共に豊かに暮らせるよう繁栄を共有させることです。世界銀行は貸出資金を調達するために、70年以上にわたり国際資本市場で世銀債を発行しています。詳しくはウェブサイトをご覧ください。

*上記プロジェクトは、事例のご紹介のみを目的としており、今回の世界銀行債券の資金の活用を上記プロジェクト又はその分野に限定するものではありません。

*本プレスリリースは、世界銀行債券の購入の勧誘もしくは販売を目的とするものではありません。世界銀行債券の販売は、販売を担当する金融機関より交付される販売説明書等に基づき行われます。世界銀行債券の購入の勧誘は、単独または複数の国の法律に準拠して行われており、関係する全ての法律が遵守されない場合は、購入の勧誘もしくは販売を行うことはできません。

*世銀債の発行により調達した資金は、特定のプロジェクトやプログラムへの融資に直接割り当てられことはなく、世界銀行加盟国における全ての融資プロジェクトやプログラム対し均一に活用されます。世銀債の元利金の支払いは、世界銀行の信用力に基づき行われるため、投資家は個々の融資プロジェクトやプログラムのリスクを負う事はありません。

 

 

 


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