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プレスリリース 2018年8月1日

ワイエム証券がサステナブル・ディベロップメント・ボンドを販売

世界銀行はこの度、国内の個人投資家を対象にサステナブル・ディベロップメント・ボンドを発行いたし ます。今回発行するサステナブル・ディベロップメント・ボンドは、期間3年のインド・ルピー建て債券(発行 額:300,000,000インド・ルピー)で、ワイエム証券株式会社(本店:山口県下関市)により販売さ れます。

サステナブル・ディベロップメント・ボンドは、世界銀行が開発途上国の貧困削減および開発支援のため に取組む、教育・保健・インフラ・行政・農業・環境等の幅広い分野のプロジェクトを支えるために国際資 本市場で発行されます。世界銀行が投資家の皆様からお預かりした資金は、開発途上国の持続的発 展を目的とするプロジェクトへの融資案件に活用されます。 世界銀行は2030年までに「極度の貧困を撲滅」し、「繁栄の共有の促進」を持続可能な形で実現 することを使命としており、この2つの目標は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」とも連携していま す。

世界銀行が取り組むプジェクト事例

インドネシア: サンゴ礁の保護・保全プロジェクト
インドネシア5つの州の7つの地域の住民の生活を保護するために、 海洋生態系や生物多様性の保全にも繋がるサンゴ礁の持続可能 な管理が必要となっています。本プロジェクトでは、「海洋保護地域」 での漁業を制限しながら、同地域の漁業従事者には、その他地域 で海洋資源が枯渇しない範囲内での漁業権を与えることで自然環 境の保護と漁業従事者の収入を同時に実現。さらに、政府による 同保護地域における海洋生物資源の保存及び管理をより効率的に行うための支援も行います。また、 計画的なサンゴ礁の分散、生態系を崩さない海洋資源管理の開発、水産資源を持続的に漁獲できる 経済モデルの構築、プロジェクトの管理、調整、教育体制の強化なども含まれます。
世界銀行融資額: 4,738万米ドル (*47億3,800万円相当) 詳しくはこちらをご参照ください。(英語)

ブラジル︓エスピリトサント州︓持続可能な治水プロジェクト
ブラジルのエスピリトサント州では、急速な都市化が長期的な計画性を持って進められなかった結果、上下水道サービスの供給と水害対策の両立が困難な状況に直面しています。ヴィクトリア地区においては、増加する水需要に対応するために、今後 20 年以内に新たな水源を確保しなければならないと予想されています。水に対する需要の増加で流水域の水面低下により流域周辺の砂化による水質悪化に加え、下水処理が十分でなかった結果、深刻な水質汚染も進んでいます。本プロジェクトでは、都市部での洪水に対する備えと水資源の管理体制の改善を主目的としています。効率的な水資源管理による上下水サービスの改善、下水処理の新システム導入で 16 万人以上の人々への下水サービスを改善、水面低下した流域のうち 2,000 ヘクタールに植林を行い、同州における地表水質全般の回復を目指します。
世界銀行融資額: 2 億 2,500 万米ドル (*約 225 億円相当) 詳しくはこちらをご参照ください。(英語)

「持続可能な開発目標(SDGs)」 について
2015年、国連サミットにて国際社会の新たな目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択されました。国連の全加盟国は本アジェンダをもとに、全ての人々に平等な機会を与え、かつ次世代のために地球環境を保護することを目的とし、2030年までに貧困や飢餓・エネルギー・気候変動・平和的社会など、17の具体的目標の達成を目指します。日本政府も施策を展開しながら様々なステークホルダーと連携し、目標達成に向け積極的に取り組んでいます。

世界銀行(正式名称︓国際復興開発銀行)について
世界銀行(国際復興開発銀行、通称IBRD︓International Bank for Reconstruction and Development)は、1944年に設立が合意された国際開発金融機関で、現在189の加盟国が出資し運営しています。加盟国の公平で持続可能な経済成長を目指し、地域及び世界規模の経済や環境問題に効果的に対処していくために、IBRDは中所得国に対し、融資・保証、リスク管理サービスに加え、開発に関わる様々な分野の専門的な分析・助言サービスを提供しています。世界銀行の目標は、世界全体の極度の貧困を終結し、すべての人々が共に豊かに暮らせるよう繁栄の共有を実現することです。世界銀行は融資資金を調達するために、70年以上にわたり国際資本市場で世銀債を発行しています。

*上記プロジェクトは、事例のご紹介のみを目的としており、今回の世界銀行債券の資金の活用を上記プロジェクト又はその分野に限定するものではありません。
*世銀債の発行により調達した資金は、特定のプロジェクトやプログラムへの融資に直接割り当てられことはなく、世界銀行加盟国における全ての融資プロジェクトやプログラム対し均一に活用されます。世銀債の元利金の支払いは、世界銀行の信用力に基づき行われるため、投資家は個々の融資プロジェクトやプログラムのリスクを負う事はありません。
*本プレスリリースは、世界銀行債券の購入の勧誘もしくは販売を目的とするものではありません。世界銀行債券の販売は、販売を担当する金融機関より交付される販売説明書等に基づき行われます。世界銀行債券の購入の勧誘は、単独または複数の国の法律に準拠して行われており、関係する全ての法律が遵守されない場合は、購入の勧誘もしくは販売を行うことはできません。


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