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プレスリリース 2012年9月14日

IMF・世銀年次総会に合わせ、大和証券グループが「グリーンボンド」を販売

(共同リリース:世界銀行、 株式会社大和証券グループ本社)

『グリーンボンド』発行・販売のお知らせ ~債券投資を通じて地球温暖化対策を支援~

2012年9月14日 東京ーこのたび、世界銀行(国際復興開発銀行:IBRD)ならびに大和証券グループは、温室効果ガスの 排出削減や気候変動対策のために世界銀行が取り組む事業を支援する『グリーンボンド』の発行 および販売を行うこととなりましたので、その概要についてお知らせいたします。世界銀行にと って、グリーンボンドの発行は投資家の皆様から地球温暖化問題に対処するための資金をご提供 頂く大変重要な機会となっています。 今回世界銀行が発行するグリーンボンドは、大和証券株式会社が売出しを行い、日本の投資家に 販売いたします。発行通貨は豪ドル、販売時期は2012年10月を予定しています。

グリーンボンドとは、世界銀行が地球温暖化問題に対処するために開発途上国で実施する事業の 資金を調達するために発行される債券です。その対象は、地球温暖化の要因を取り除く事業と、 地球温暖化により引き起こされる諸問題に対処する事業となります。具体的には、代替エネルギ ーの導入、温室効果ガスの排出を軽減する新技術の開発、森林再生、河川流域管理、洪水対策な どの事業を支援するために活用されます。世界銀行はこれまで総額30億米ドル相当を超えるグリ ーンボンドを発行しており、グリーンボンドは社会貢献型債券の先駆者として同市場の拡大を主 導しています。

世界銀行初のグリーンボンドは2008年に発表されました。海外の機関投資家向けに三銘柄の起債 を成功裏に行い、2010年1月には大和証券グループが日本初の個人投資家向けグリーンボンドの販 売を行いました。その後、地方銀行や学校法人にもグリーンボンドにご投資頂いています。今回 は大和証券グループにとって、日本の個人投資家を対象としたものとしては、二回目のグリーン ボンドの販売となります。

グリーンボンドの販売が予定されている 2012 年 10 月には、国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次 総会が東京で開催されます。東京での開催は 1964 年以来 2 度目となります。年次総会では、世界 各国の代表などを東京に招集し、環境保護や貧困削減を含む世界的な問題について協議します。 大和証券グループでは日本での年次総会を、世界が直面する環境問題やグリーンボンドが支える 世界銀行の取り組みを日本の投資家により知ってもらう良い機会と考えています。

世界銀行について
世界銀行(通称 IBRD:International Bank for Reconstruction and Development) は、1944年に設立が合意された国際開発金融機関で、現在188の加盟国が出資し運営しています。IBRDは加盟国への貸出・保証に加え、リスク管理サービスおよび分析・助言サービスも提供し、加盟国の公平で持続可能な経済成長と環境保全を両立しつつ、世界の貧困を削減することを目指しています。最終的な目標は、貧困を撲滅し世界中の人々の生活水準を改善することです。貸出資金を調達する(借入れる)ために、世界銀行は60年以上にわたり国際資本市場で債券を発行しています。詳しくは世界銀行財務局のウェブサイトをご覧ください。

 


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