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 イベント

世界銀行ビジネスセミナー「世界銀行調達制度のRated Criteria:価格に見合った公正な価値の確保に向けて」

2025年5月8日
東京

世界銀行は2016年より運用を開始した調達フレームワークに「バリュー・フォー・マネー(VfM)」の理念を採用し、 品質、持続可能性、革新性といった価格以外の要素について「Rated Criteria」を用いて入札者の審査にあたるよう奨励してきました。これにより借入者 は調達において、最も安い入札価格ではなくFit for Purpose なソリューションを優先する選定基準を使うなど、より戦略的なアプローチをとることが可能になっています。2023年9月1日より、国際調達の大半について基本的に「Rated Criteria」を使用することを義務付けており、さらに今年3月1日より、ほとんどの国際調達において質のウエイトを最低50%とすることなど、一連の措置を導入しました。

この度、ヒバ・タブーブ世界銀行チーフプロキュアメントオフィサーの来日にあたり、世界銀行が融資を提供して途上国政府・政府機関が実施するプロジェクトにおけるビジネス機会にご関心をお持ちの民間企業の皆様を対象に、ビジネスセミナー「世界銀行調達制度のRated Criteria:価格に見合った公正な価値の確保に向けて」をハイブリット形式で開催します。「Rated Criteria」義務化をはじめ、世界銀行が現在進めている調達改革の状況をご紹介します。

スピーカー

The World Bank
ヒバ・タブーブ 
世界銀行 チーフプロキュアメントオフィサー

2024年9月就任。新調達フレームワークの実施促進、調達に関する国際開発金融機関(MDBs)間でのイノベーションおよび連携の強化を統括している。特に世銀の優先課題への取り組みを支援するため、調達プロセスの単純化と効率化、付加価値の高いアプローチ導入、各地域総局の融資業務における調達の戦略的促進などを主導している。パレスチナ出身。1996年、世界銀行入行。都市・地域計画および水資源工学の学位を有する。世界銀行で中東・北アフリカ地域総局のプロジェクトオフィサーとしてキャリアを開始し、世界銀行の調達業務・政策に関係する様々な役割を担ってきた。業務政策・国別サービス総局(OPCS)では、主任調達専門官として調達業務に携わり、ガバナンスグローバルプラクティス調達マネージャー、東アジア・太平洋地域総局調達マネージャー、東部・南部アフリカ地域総局調達マネージャー、ヨーロッパ・中央アジア地域総局調達マネージャーを歴任。MIT Sloan AI Leadership Course 修了。

イベント詳細

  • 日時: 2025年5月8日(木)午後0時~午後1時(日本時間)
  • 開催形式: ハイブリッド(会場参加またはWebexによるオンライン参加)会場参加の定員は15名です。※オンライン参加をご希望の方には、5月7日にWebexリンクをお送りします。
  • 場所(会場参加の場合): 世界銀行東京事務所(東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル14階)※アクセス方法は「関連項目」をご覧ください。
  • 使用言語: 英語(日本語への通訳なし)
  • お申込み: 以下の登録フォームからお申込みください(要参加登録)。フォームが作動しない場合は、お名前、ご所属(会社・団体名、ご部署、ご役職)、メールアドレスを明記の上、下記までメールをお送りください。
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森 
  • komori@worldbankgroup.org
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