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世界銀行セミナー「世界銀行の排出削減プログラム: 持続可能な森林景観のためのバイオカーボン基金イニシアチブ(ISFL)と森林炭素パートナーシップファシリティ(FCPF)」

本セミナーでは、持続可能な森林景観のためのバイオカーボン基金イニシアチブ(ISFL)と森林炭素パートナーシップファシリティ(FCPF)のプログラムから生み出されているクレジットについてご説明するとともに、各国が民間セクターとの連携をさらに構築できるよう後押しすることを目指し開催しました。

日時: 2025年3月25日(火)午後2時〜午後4時30分(日本時間)

開催形式: ハイブリッド(会場での対面参加またはWebexでのオンライン参加) ※オンライン参加をご希望の方には、3月24日にWebexリンクをお送りします。

場所(会場参加の場合): 世界銀行東京事務所 東京開発ラーニングセンター(TDLC)東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル14階 ※アクセス方法は「関連項目」をご覧ください。

使用言語: 英語・日本語(同時通訳付き)

CONTACT: 世界銀行東京事務所・大森

komori@worldbankgroup.org

開発途上国の人々やコミュニティに大きな相乗効果をもたらす、活用可能で質の高い排出削減クレジットとはどのようなものでしょうか。

2014年以来、世界銀行による「持続可能な森林景観のためのバイオカーボン基金イニシアチブ 」(BioCarbon Fund Initiative for Sustainable Forest Landscapes: ISFL)は、アフリカ地域、アジア・太平洋地域、ラテンアメリカ地域の開発途上国が、現在世界で最も信頼されている炭素クレジットのいくつかを生み出している大規模な管轄区域排出削減プログラム(jurisdictional emission reductions programs)を設計・実施するのを支援してきました。これらの多面的なプログラムは、持続可能な生産性の向上、地域コミュニティの生活の改善、原生林の保護、重要な生態系の保護のための劣化土壌の回復、土地利用による排出の削減を推進します。

さらに、「森林炭素パートナーシップファシリティ」(Forest Carbon Partnership Facility: FCPF)は、10年以上にわたり、森林破壊と森林劣化による排出の削減(REDD)のための継続的な技術および資金リソースを開発途上国に提供し、信頼性の高いJREDD+ クレジットを生み出してきました。

本セミナーでは、これらのプログラムから生み出されているクレジットについてご説明するとともに、各国が民間セクターとの連携をさらに構築できるよう後押しすることを目指しています。本ワークショップでは、5カ国における ISFLプログラムと主要な FCPFプログラムについてご紹介しました。さらに、パリ協定第6条(6.2 および 6.4)に関連する多国間投資保証機関 (MIGA)の保証についてもご紹介しました。

また、エチオピアとザンビアの管轄区区域景観プログラム(jurisdictional landscape programs)の政府の代表者より、まもなく生成され、世界銀行のグローバル レジストリに発行される予定の排出削減クレジットの特徴についてもご説明しました。

スピーカー

マーク・サドラー 
世界銀行 東アジア・太平洋地域総局 環境・気候変動プログラム プログラムマネージャー

オリビエ・マフル
世界銀行 気候金融動員グローバルマネージャー

ロイ・パリツァット
世界銀行 森林炭素パートナーシップファシリティ(FCPF)ファンドマネージャー

キョーウォン・オー
多数国間投資保証期間(MIGA)上級アンダーライター

ノエル・ムチンバ
ザンビア 東部州管轄区持続可能景観プログラム プログラムコーディネイター

ロヴァカント・ラヴェロマナナ
マダガスカル 環境・持続可能な開発省 国家気候変動・REDD+局 コーディネイター

モトゥマ・トレラ
エチオピア森林開発局 副局長 

日付: 2025年03月25日

Time: 01:00 AM - 01:00 AM ET

Location: 東京