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 イベント

性的指向・性自認・ジェンダー表現・性の身体的特徴(SOGIESC)に関するダイアローグセッション 包摂的な開発:表面化する開発課題

2024年11月25日
東京

世界銀行は、アジア開発銀行(ADB)および国際協力機構(JICA)にもご参加いただき、「性的指向・性自認・ジェンダー表現・性の身体的特徴(SOGIESC)に関するダイアローグセッション 包摂的な開発:表面化する開発課題」(Dialogue Session on Sexual Orientation, Gender Identity, Gender Expression, and Sex Characteristics (SOGIESC)-Inclusive Development: An Emerging Development Issue)を開催します。

ジェンダー・性的マイノリティの人々は、ジェンダー規範とその構造により、各国政府による開発のための様々な取り組み、例えば人的資本と人間の安全保障の改善、経済的機会の増加、声とエイジェンシー(voice and agency)の強化などの恩恵を受けることが困難な状態に置かれています。社会的包摂の観点から見ると、性的指向・性自認・ジェンダー表現・性の身体的特徴(SOGIESC: Sexual Orientation, Gender Identity, Gender Expression, and Sex Characteristics)に基づく排除は、ほとんどの文化において様々な形で存在しています。同性愛的行為が違法である国も多く、場合によっては死刑に処されることもあります。また、出生時に割り当てられた性別と一致しない性自認の人々や、ジェンダー規範に沿わない外見や振る舞いをする人々、性の身体的特徴が「男/女の標準」と異なる人々も、処罰や暴力を始めとする様々な排除に直面します。厳しい懲罰的な法律がない国であっても、LGBTQIA+の人々が社会的排除や暴力に直面するのは以前として一般的です。同性愛嫌悪やトランス嫌悪、退行的な規範、差別的な法律によって引き起こされる社会的偏見は、ジェンダー・性的マイノリティの人々に対する排除を促進し、市場、サービス、空間へのアクセスに対する障壁を生み出しています。

本セッションは、世界銀行、アジア開発銀行、国際協力機構といった開発機関のアプローチや取組を共有し、これまでの教訓を通じて、開発課題として表面化してきた多様なSOGIESCの包摂についての関心を高め、様々なステークホルダー間での対話を促進していくことを目的としています。

プログラム

開会・冒頭紹介 

報告 国際協力におけるSOGIESC 
クリフ・コルテズ
世界銀行グループ SOGIグローバルアドバイザー
発表資料:SOGIESC in International Cooperation (英語、PDF)

報告 世界銀行グループの取組状況
クリフ・コルテズ
世界銀行グループ SOGIグローバルアドバイザー
発表資料:SOGIESC Inclusion at the World Bank(英語、PDF)

報告 アジア開発銀行の取組状況
フランチェスコ・トルニエリ
アジア開発銀行  人間・社会開発セクター部 社会開発首席専門官(SOGIESCフォーカルポイント)
発表資料:Road Map for Advancing the Inclusion of Sexual and Gender Minorities in ADB Operations, 2025-2030(英語、PDF)

報告 JICAの取組状況
岩渕智広
独立行政法人 国際協力機構(JICA) ガバナンス平和構築部ジェンダー平等・貧困削減推進室 アソシエイト専門員
発表資料:JICAとSOGIESC(PDF)

質疑応答

閉会
ハナ・ブリクシィ
世界銀行グループ ジェンダーグループ グローバルディレクター

イベント詳細

  • 日時: 2024年11月25日(月)午前10時~午後0時(日本時間)
  • 開催形式: ハイブリッド(会場参加またはWebexによるオンライン参加)
  • 場所(会場参加の場合): 世界銀行東京事務所 東京開発ラーニングセンター(TDLC)東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル14階
  • 使用言語: 英語・日本語(同時通訳付き)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森 
  • komori@worldbankgroup.org