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 イベント

世界銀行モーニングセミナー(第175回)「中東・北アフリカ地域におけるインフォーマル性と包括的成長」(※日程変更)

2023年10月20日
東京

世界銀行は2023年6月、新報告書「中東・北アフリカ地域におけるインフォーマル性と包括的成長」(Informality and Inclusive Growth in the Middle East and North Africa)を発表しました。中東・北アフリカ地域(MENA)におけるインフォーマル性について長期にわたって議論されてきましたが、化石燃料への依存を減らし、社会的に包括的な成長への道をさらに模索する中で、新たな緊急性を帯びています。これは、新型コロナウイルス感染症危機の余波と、ロシアーウクライナ戦争に端を発する高インフレとサプライチェーンの混乱を受けて、労働市場の成果が水準以下であること、成長がさらに後退しうること、さらに財政赤字と経常赤字が悪化していることが背景にあります。同報告書は、域内の3カ国(エジプト・アラブ共和国、モロッコ、チュニジア)におけるインフォーマルな雇用の蔓延につながった特徴と、特に労働者と雇用者がフォーマルな雇用とインフォーマルの雇用のどちらかを選択する際の複雑なインセンティブ構造について分析しています。

今回のモーニングセミナー(第175回)は、同報告書の共著者であるグラディス・ロペスーアセヴェド 世界銀行 貧困・公平グローバルプラクティス 主任エコノミスト兼グルーバルリードとマルコ・ランザーニ 世界銀行 中東・北アフリカ地域総局 貧困・平等 上級エコノミストが、同報告書の主なポイントを日本の皆様に向けてワシントンよりオンラインでご紹介しました。

日時

2023年10月20日(金)午前8時~午前9時(日本時間)
※スピーカーのスケジュールの都合で9月28日から10月20日に延期いたしました。

スピーカー

The World Bank
グラディス・ロペスーアセヴェド
世界銀行 貧困・公平グローバルプラクティス 主任エコノミスト兼グルーバルリード

これまで主に南アジア地域総局、中東・北アフリカ地域総局における貿易、福祉、ジェンダー、紛争、仕事などの分野での分析業務や融資業務に従事してきた。現職以前は、南アジア地域担当チーフエコノミスト室リードエコノミスト、貧困削減・経済管理ネットワーク副総裁室およびラテンアメリカ・カリブ海地域総局上級エコノミストを歴任。労働経済研究所(IZA)リサーチフェロー、メキシコ国立研究システム(SNI)リサーチフェロー。世界銀行入行以前は、メキシコ政府での要職、およびメキシコ自治工科大学(Instituto Tecnológico Autónomo de México)教授。メキシコ自治工科大学で経済学学士号、ヴァージニア大学で経済学博士号を取得。

The World Bank
マルコ・ランザーニ
世界銀行 中東・北アフリカ地域総局 貧困・平等 上級エコノミスト

経済成長、労働市場、貧困・不平等に関する調査研究に従事。現職以前は、アフリカ地域総局コモロス・モーリシャス・セーシェル共和国担当エコノミスト、貧困削減・経済管理ネットワーク貧困削減アンカーのコンサルタント。世界銀行入行以前は、アンダースタンディング・チルドレン・ワーク(国際労働機関、ユニセフ、世界銀行による共同研究イニシアティブ)研究員、ベルガモ大学(イタリア)ポスドクフェローを歴任。ミラノ・カトリック大学(イタリア)で経済学学士号および公共経済学博士号を取得。

発表資料

Informality and Inclusive Growth in MENA(英語、PDF)
 

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世界銀行モーニングセミナーシリーズ

 

イベント詳細

  • 日時: 2023年10月20日(金)午前8時~午前9時(日本時間)(※9月28日から10月20日に日程変更)
  • 開催形式: オンライン(Youtube)※参加登録は必要ありません
  • 言語: 英語(日本語への通訳なし)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森 
  • komori@worldbankgroup.org