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準備でき次第、Youtube配信のリンクを掲載します。セミナー開始時間になりましたら、クリックしてご覧ください。
世界銀行は2023年6月、新報告書「中東・北アフリカ地域におけるインフォーマル性と包括的成長」(Informality and Inclusive Growth in the Middle East and North Africa)を発表しました。中東・北アフリカ地域(MENA)におけるインフォーマル性について長期にわたって議論されてきましたが、化石燃料への依存を減らし、社会的に包括的な成長への道をさらに模索する中で、新たな緊急性を帯びています。これは、新型コロナウイルス感染症危機の余波と、ロシアーウクライナ戦争に端を発する高インフレとサプライチェーンの混乱を受けて、労働市場の成果が水準以下であること、成長がさらに後退しうること、さらに財政赤字と経常赤字が悪化していることが背景にあります。同報告書は、域内の3カ国(エジプト・アラブ共和国、モロッコ、チュニジア)におけるインフォーマルな雇用の蔓延につながった特徴と、特に労働者と雇用者がフォーマルな雇用とインフォーマルの雇用のどちらかを選択する際の複雑なインセンティブ構造について分析しています。
今回のモーニングセミナー(第173回)は、同報告書の共著者であるグラディス・ロペスーアセヴェド 世界銀行 貧困・公平グローバルプラクティス 主任エコノミスト兼グルーバルリードが、同報告書の主なポイントを日本の皆様に向けてワシントンよりオンラインでご紹介します。使用言語は英語(日本語への通訳なし)です。
日時
2023年10月20日(金)午前8時~午前9時(日本時間)
※スピーカーのスケジュールの都合で9月28日から10月20日に延期いたしました。
スピーカー
世界銀行 貧困・公平グローバルプラクティス 主任エコノミスト兼グルーバルリード
これまで主に南アジア地域総局、中東・北アフリカ地域総局における貿易、福祉、ジェンダー、紛争、仕事などの分野での分析業務や融資業務に従事してきた。現職以前は、南アジア地域担当チーフエコノミスト室リードエコノミスト、貧困削減・経済管理ネットワーク副総裁室およびラテンアメリカ・カリブ海地域総局上級エコノミストを歴任。労働経済研究所(IZA)リサーチフェロー、メキシコ国立研究システム(SNI)リサーチフェロー。世界銀行入行以前は、メキシコ政府での要職、およびメキシコ自治工科大学(Instituto Tecnológico Autónomo de México)教授。メキシコ自治工科大学で経済学学士号、ヴァージニア大学で経済学博士号を取得。
スピーカーへの質問
本ウエブページ上のフォームにて、英語でお送りください。プレゼンテーションの後にモデレーターが読み上げ、スピーカーが回答します。
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イベント詳細
- 日時: 2023年10月20日(金)午前8時~午前9時(日本時間)(※9月28日から10月20日に日程変更)
- 形式: オンライン(Youtube)※参加登録は必要ありません
- 言語: 英語(日本語への通訳なし)
- お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森
- komori@worldbankgroup.org