世界銀行の各地域総局では半年に1度(春と秋)、地域内の経済概況と展望をまとめた半期経済報告を発表しています。このうちラテンアメリカ・カリブ海地域担当チーフエコノミスト室は2022年10月4日、「ラテンアメリカ・カリブ海地域経済報告2022年秋版:財政格差を縮めるための新たなアプローチ」を発表しました。
今回のモーニングセミナー(第151回)では、同報告書をとりまとめたウィリアム・マロニー世界銀行ラテンアメリカ・カリブ海地域担当チーフエコノミストが同報告書の主なポイントを、日本の皆様に向けてオンラインでご説明しました。
日時
2022年10月25日(火)午前8時~9時(日本時間)
スピーカー紹介
世界銀行 ラテンアメリカ・カリブ海地域担当チーフエコノミスト
1990年から1997年まで、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校教授(経済学)。その後世界銀行に入行し、2009年までラテンアメリカ・カリブ海地域担当チーフエコノミスト室リードエコノミスト、2009年から2014年まで開発経済総局(DEC)リードエコノミスト、世界銀行貿易・競争力担当チーフエコノミスト兼イノベーション・生産性グローバルリード、公正成長・金融・制度(EFI)担当チーフエコノミストを経て、現職。2011年から2014年までアンデス大学客員教授として、コロンビア政府のイノベーションと企業の改善のための取り組みにも従事。ハーバード大学で学士号を取得、コロンビアのアンデス大学で学び、カリフォルニア大学バークレー校で経済学博士号を取得。