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 イベント

世界銀行モーニングセミナー(第74回)「世界の生産性:推移、促進要因、政策」

2020年8月7日

東京

マルチメディア

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  • 世界銀行は2020年7月14日、新報告書「世界の生産性:推移、促進要因、政策」(Global Productivity: Trends, Drivers, and Policies)を発表しました。同報告書では、新型コロナウイルス感染症の世界的流行がもたらした経済的ショックは、途上国において数百万人を貧困から救い出してきた生産性の伸びに深刻な課題を突きつけており、この課題を乗り越えるためには政策立案者による思い切った支援が不可欠だと指摘しています。また、所得向上と貧困削減の重要な基盤となってきた生産性の伸びは、2007~09年の金融危機以降、新興国・途上国を含む世界全体で減速し続けており、減速の速度、継続期間、範囲は過去数十年間で最も大きいと分析している。同報告書は過去に発生した感染症の流行や深刻な景気後退に関するデータを分析し、政策措置を迅速に講じない限り、新型コロナウイルス感染症の世界的流行は、労働生産性を今後何年にもわたってさらに低下させる恐れがあると警鐘を鳴らしています。

    今回のセミナー(モーニングセミナー第74回)では、同報告書の執筆・編集担当者であるアリステアー・ディエップ世界銀行開発見通しグループ主任エコノミストが、ワシントンより日本の皆様向けにオンラインで同報告書の主なポイントをご紹介しました。また、島田剛・明治大学准教授にコメンテイターとしてご登壇いただき、質疑応答・討論にはジーン・キンドバーグ=ハンロン世界銀行開発見通しグループエコノミストも登壇しました。

    日時

    2020年8月7日(金)午前8時~午前9時30分

    プログラム

    挨拶 
    宮崎成人 
    世界銀行 駐日特別代表

    講演
    アリステアー・ディエップ
    世界銀行 開発見通しグループ 主任エコノミスト

    討論  
    島田剛
    明治大学 情報コミュニケーション学部 准教授

    ジーン・キンドバーグ=ハンロン
    世界銀行 開発見通しグループ エコノミスト

    モデレーター
    大森功一 
    世界銀行 東京事務所 上級対外関係担当官

     

    講演者紹介

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    アリステアー・ディエップ
    世界銀行 開発見通しグループ 主任エコノミスト

    2018年、世界銀行入行。それ以前は、欧州中央銀行(ECB)国際局で先進国と途上国のリンケージを含むグローバル経済の分析・見通し業務に従事していた。ECBでは長期にわたり調査局にも所属していた。論文の執筆も多く、BEAR toolboxの開発者でもある。オックスフォード・エコノミクス、ケンブリッジ・エコノメトリクスにも所属していた。

    当日の資料:Global Productivity: Trends, Drivers, and Policies(英語、PDF)

     

    関連

    世界銀行モーニングセミナーシリーズ
    過去に開催された同セミナーシリーズの資料をダウンロードいただけます

     

イベント詳細

  • 日時: 2020年8月7日(金)午前8時~午前9時30分
  • 言語: 英語(日本語への同時通訳付き)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森 TEL: 03-3597-6650
  • komori@worldbankgroup.org