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 イベント

世界銀行モーニングセミナー(第56回)「全力で立ち向かう:汚職事案における国境を超えた資産回復のための倒産・破綻処理」

2020年1月14日

東京

  • 世界銀行と国連薬物・犯罪事務所(UNODC)が共同で運営する「隠匿財産回収イニシアティブ」(StAR: Stolen Asset Recovery Initiative)は2019年12月、新報告書「全力で立ち向かう:汚職事案における国境を超えた資産回復のための倒産・破綻処理」(Going for Broke: Insolvency Tools to Support Cross-Border Asset Recovery in Corruption Cases)を発表しました。同報告書は、汚職事案における倒産・破産処理の手順を各段階ごとに説明した初めてのガイドで、このアプローチをめぐる様々な課題や具体的な方法を、国境を超えた国際的な汚職事案の事例研究を踏まえながら説明しています。

    今回のモーニングセミナー(第56回)では、隠匿財産回収イニシアティブ(StAR)コーディネイターでもあるエミール・ヴァン・デル・ダズ世界銀行金融・競争力・イノベーショングローバルプラクティス主任金融セクター専門官が同イニシアティブについて、また同報告書の執筆を担当したジャン・ピエール・ブルン世界銀行金融・競争力・イノベーショングローバルプラクティス上級金融セクター専門官とモーリー・シルバー世界銀行金融・競争力・イノベーショングローバルプラクティス・コンサルタントがテレビ会議でワシントンより同報告書の主なポイントをご紹介し、皆様からのご質問のお答えしました。

     

    スピーカー

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    ジャン・ピエール・ブルン
    世界銀行 金融・競争力・イノベーショングローバルプラクティス上級金融セクター専門官

    2008年、世界銀行入行。反マネーローンダリング、テロリストファイナンシング、違法な資金フロー、隠匿資産回収、金融犯罪に携わる検察官や判事向けの技術協力・研修に従事。世界銀行金融・競争力・イノベーショングローバルプラクティスおよび隠匿資産回収イニシアティブ(StAR)において、金融市場の組織公正および汚職事案における資産回復手続きに関係する技術協力と政策対話を主導している。世界銀行入行以前は、デロイト・フランスで法医学・汚職調査担当ディレクター、フランスでマネーローンダリング及びテロ資金供与対策(AML/CFT)や組織犯罪を専門とする検察官及び判事を歴任。

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    モーリー・シルバー
    世界銀行 金融・競争力・イノベーショングローバルプラクティス・コンサルタント

    米国財務省及び国防省にて大統領フェローを歴任。それ以前は、フェイスブックやパランティアテクノロジーを含むテクノロジー企業で国際政策・戦略業務に従事。ニューヨーク大学で政治学、ジョンズホプキンズ大学高等国際関係大学院(SAIS)でアメリカ外交政策を学んだ。

    当日の資料:Going for Broke: Insolvency tools to Support Cross-Border Asset Recovery in Corruption Cases (PDF)

     

    関連

    世界銀行モーニングセミナーシリーズ
    過去に開催された同セミナーシリーズの資料をダウンロードいただけます

     

イベント詳細

  • 日時: 2020年1月14日(火)午前7時45分~午前8時45分
  • 場所: 世界銀行東京事務所 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル14階(アクセス方法は、下記「関連項目」をご覧ください)*14階に移転しました。
  • 言語: 英語(日本語への通訳なし)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森 TEL: 03-3597-6650
  • komori@worldbankgroup.org