世界銀行の各地域総局では半年に1度(春と秋)、地域内の経済概況と展望をまとめた半期経済報告を発表しており、南アジア地域総局については10月7日に最新版「南アジア経済報告:予算の逼迫」(South Asia Economic Focus: Budget Crunch)を発表しました。同報告書では、南アジア地域の経済成長は2018年は6.9%、2019年は7.1%に達する見込みで、世界で最も経済成長の進む地域となるものの、経済成長のパフォーマンスは国によってばらつきがあり、財政赤字が課題であることを指摘しています。
今回のモーニングセミナー(第18回)では、同報告書の著者の一人であるロバート・ベイヤー世界銀行南アジア地域総局チーフエコノミスト室エコノミストが、ワシントンよりテレビ会議で同報告書の主なポイントをご紹介し、皆様からのご質問にお答えしました。
スピーカー
2016年、ヤングプロフェッショナルとして世界銀行入行。それ以前は、欧州復興開発銀行(EBRD)および国際通貨基金(IMF)の調査研究業務に従事しつつ、フランクフルト・ゲーテ大学にて博士号取得。 |
当日の資料: Budget Crunch - South Asia Economic Focus Fall 2018 (PDF)
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