第7回アフリカ開発会議(TICAD VII)は、2019年8月28日~30日、横浜で開催されます。これに向けたTICADプロセス・モニタリング合同委員会に参加するために、世界銀行グループにおいてTICADプロセスとの連携・調整を統括するハレ・ブリディ世界銀行アフリカ地域総局対外関係・パートナーシップ担当局長が来日しました。この機会を捉え、アフリカ地域の現況・展望、世界銀行グループの取り組み状況と今後の計画、日本企業にとってのビジネス機会などを取り上げるセミナーを開催しました。
プログラム
挨拶
宮崎成人
世界銀行グループ駐日特別代表
報告
ハレ・ブリディ
世界銀行 アフリカ地域総局 対外関係・パートナーシップ担当局長
当日の資料: Sub-Saharan Africa: Current Status, Future Perspective and Business Opportunities - A View from the World Bank Group (PDF)
討論
白戸圭一
立命館大学 国際関係学部 教授
スピーカー
世界銀行グループにおいて、TICADプロセスとの連携・調整を統括している。1991年、世界銀行入行。アフリカ地域総局業務サービス部コンサルタント、アフリカ地域総局・インド洋諸国担当局長、中東・北アフリカ地域総局対外関係・パートナーシップ担当局長、国際金融公社(IFC)アドバイザリー・サービス担当局長を歴任。世界銀行入行以前は10年間、石油輸出国機構(OPEC)国際開発基金でアフリカ地域フランス語圏を担当。イラン国籍。ヨーロッパ、米国、アフリカなどに駐在経験をもつ。米国ワシントンDCのアメリカン大学国際関係大学院で国際関係修士号取得。 |
世界銀行グループ TICADセミナーシリーズ
アフリカ開発会議(TICAD)はアフリカの開発をテーマとする国際会議で、1993年以降日本政府が主催し、世界銀行も共催しています。第1回から第3回は東京で、第4回と第5回は横浜で開催され、3年に一度の開催となって2016年8月27日~28日、第6回が初めてアフリカのケニアで開催されました。世界銀行東京事務所では、TICADとアフリカ各国の課題と展望に関するTICADセミナーシリーズを2015年10月より11回にわたり開催しましたが、今後は、2019年に予定される次回のTICADに向け、主にアフリカ地域におけるビジネスに従事されている企業の皆様向けに、同シリーズを2か月に1回程度、開催する予定です。