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 イベント

セミナー「気候投資基金(CIF)の経験:資金、技術、日本企業との連携」

2018年7月20日

東京

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    気候投資基金(CIF:Climate Investment Funds)は、日本の強いリーダーシップの下、2008年に世界銀行が運営する形で設立され、G8北海道洞爺湖サミット首脳宣言にて歓迎・支持されました。CIFは過去10年間にわたり、途上国・中所得国の気候変動分野における喫緊の課題(温室効果ガス削減、レジリエンス強化など)に対する資金ギャップを埋める形で、83億ドルの譲許的資金を提供してきました。これまで支援したプロジェクトは、再生可能エネルギー、省エネ、交通、気候変動適応、森林など300件以上に及びます。それらのプロジェクトを立案・遂行する上で、日本企業(投資家、技術提供者、デベロッパーとしての立場で)の貢献は多大なものがあり、被援助国の経済・コミュニティ・人々に対して大きなインパクトをもたらしてきました。

    今回のセミナーでは、CIFのヘッドであるマファルダ・ドゥアルテより、民間企業や金融機関とCIFによる連携事例や経験をご紹介します。続いて、東野康明・丸紅株式会社海外電力プロジェクト第一部部長代理、金沢裕朗・みずほ銀行グローバルプロジェクトファイナンス営業部電力チーム参事役、アルナド・ブラウド世界銀行上級インフラストラクチャーファイナンス専門官が、CIFおよび国際開発金融機関(MDBs:Multilateral Development Banks)を活用した取り組みの事例紹介として、インドネシアにおける地熱案件やモルディブの案件について紹介しました。

    プログラム

    挨拶

    宮崎成人
    世界銀行グループ 駐日特別代表

    講演

    マファルダ・ドゥアルテ
    世界銀行 気候投資基金(CIF)ヘッド

    当日の資料: Climate Investment Funds’ Experience: Finance, Technology, and Japanese companies (PDF)

    討論

    東野康明
    丸紅株式会社 海外電力プロジェクト第一部 部長代理

    当日の資料:Rentau Dedap Project (PDF)

    金沢裕朗
    みずほ銀行 グローバルプロジェクトファイナンス営業部 - 電力チーム

    当日の資料:Overview of Project Finance for Geothermal Power Projects (PDF)

    アルナルド・ブラウド
    世界銀行 上級インフラストラクチャーファイナンス専門官

    当日の資料:Maldives Aspire - Accelerating Sustainable Private Investments in Renewable Energy (PDF)

    モデレーター

    大森功一
    世界銀行 東京事務所 上級広報担当官

    スピーカー

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    マファルダ・ドゥアルテ
    世界銀行 気候投資基金(CIF)ヘッド

    83億ドル規模の気候投資基金(CIF)のヘッドを務める。ドゥアルテのリーダーシップの下、CIFは気候変動に対するグローバルな取組みを加速させている。特に、他に類を見ない規模かつ革新的な技術を生かした再生可能エネルギーへの投資、70か国以上に亘るプロジェクトから得られる経験や知見を共有する取組みが代表例である。また、資本市場を通じた民間資金動員のための新しいメカニズムをはじめ、CIFのビジネスモデルをさらに発展させるための戦略・政策面での取り組みを主導している。2014年に現職に就任する以前は、アフリカ開発銀行と世界銀行にて気候変動関連のプロジェクト管理、様々な組織方針や戦略に関する業務に従事した経験を持つ。

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    気候投資基金(CIF)について

    気候投資基金(CIF)は、83億ドル規模の先進国からの資金(うち日本の拠出額は12億ドル)をもとに、途上国・新興国の気候変動対策に関わる喫緊のニーズ(温室効果ガスの削減、気候変動にともなう被害の軽減)に対する資金ギャップを埋める形で、72ヵ国において250件を越えるプロジェクトを遂行し、その数は今後300件を越えることが予定されています。なお、それらのプロジェクトは全て、世界銀行、アジア開発銀行、米州開発銀行、欧州復興開発銀行、アフリカ開発銀行といった国際開発金融機関(MDBs:Multilateral Development Banks)を通じて立案・遂行されています。 2008年に設立されて以来、CIFはエネルギー、交通、森林、気候適応などのセクターでの変革を推進してきました。特に、CIFが提供する譲許的資金(無償資金や低金利・長期融資)は、MDBsが途上国とともに未開拓の技術領域やマーケットに挑戦したり、新たなビジネスモデルやアプローチを試みたりする上で大いなる柔軟性を与えました。また、CIFの資金によりプロジェクトのリスクが軽減されることで、民間資金の動員も促されました(CIFの83億ドルの資金以外に、MDBs、民間セクター、途上国政府などから総計580億ドルがプロジェクトに投入される予定です)。

イベント詳細

  • 日時: 2018年7月20日(金)午後4時~午後6時
  • 場所: 世界銀行東京事務所 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル10階 (アクセス方法は、下記「関連項目」をご覧ください)
  • 言語: 英語・日本語(同時通訳付)
  • お問合せ: 世界銀行東京事務所・大森 TEL: 03-3597-6650
  • komori@worldbankgroup.org