ビクトリア・クワクワ

ビクトリア・クワクワ

東部・南部アフリカ地域担当副総裁

2022年7月1日より現職。エコノミスト、開発専門家として30年以上にわたり、26カ国を対象に実施中の総額580億ドルに上る313件のプロジェクト(総額580ドル)に加え、最新の分析、技術協力、政策助言などの多岐にわたるプログラムを統括。

アフリカ地域の経済成長と社会の繁栄、安定・平等・強靱性の実現、女性や子供、若者を含むすべての人々が均等な機会を享受できる社会の実現を目指す。

コロナ危機、気候変動ショック、食料やエネルギー燃料の価格高騰、債務増加といった、一連の多面的・複合的な課題に直面する各国に向けた支援を主導している。民間セクターの雇用と経済変革の促進、人的資本の構築、気候変動強靱化、農業生産性向上と食料安全保障、基幹インフラへのアクセス改善などを優先課題と位置付ける。これらの取り組みにおいては、脆弱性と紛争をもたらす要因の削減、ジェンダー平等と地域統合を推進している。

現職就任前は、コーポレート戦略イニシアティブ担当副総裁として、業務担当専務理事や業務部門・コーポレート部門と連携し、世界銀行の業務遂行とインパクト強化のための優先イニシアティブに取り組む。2016年4月から2021年8月まで東アジア・大洋州地域担当副総裁として、高所得国入り間近の国から中所得国、低中所得国に至るまで、23の多様な途上国への支援を担当。

東アジア・大洋州地域に加え、2001~06年にかけてナイジェリア経済を担当し、2007~09年にはルワンダ担当マネージャーを務めるなど、アフリカでの経験も豊富。

世界銀行グループの業務に精通し、債務とマクロ経済の強靱性、経済競争力の強化と成長のための改革、財政分権化といった分野における経験を豊富に持つ。受益者の声に耳を傾け、途上国と国民にとって望ましい結果を出すことを第一優先に取り組んできた。

農村開発、インフラサービスの提供と資金調達、気候変動強靱性と緩和、人的資本の開発、都市化と開発といった、幅広い開発課題に取り組む。民間セクター、市民社会、国際機関等と強固なパートナーシップを構築し、多様なステークホルダーを共通の利益に向けて動員してきた。

世界銀行にはヤング・プロフェッショナルとして入行。ガーナ大学で経済学と統計学の学士号、カナダ・オンタリオ州のクイーンズ大学で経済学の修士号と博士号を取得。ガーナ国籍。 

X(旧ツイッター): @VictoriaKwakwa.


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専門分野
  • 世界経済
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