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東京開発ラーニングセンター

北九州市

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ゴミ収集車(北九州市)

鉄鋼の街としての北九州市の歴史は、1901年の日本初の近代的な溶鉱炉の操業開始とともに始まりました。以来一世紀以上にわたり、北九州市は製造業の拠点として日本経済を支えています。

1960年代、日本は産業の隆盛とともに急速な経済成長を遂げました。しかし、経済成長や産業の発展により、過去にない深刻な汚染被害が発生しました。

北九州市では、深刻な公害に対処するため、他の自治体に先駆けて公害対策を実施しました。公害対策の過程で培われた地域との連携は、今日の都市づくりや地域環境改善活動にも活かされています。

市民、企業、研究機関、行政が連携して公害対策に取り組むことで、北九州市の環境は大きく改善しました。現在、北九州市では、アジアを中心に公害が社会的に深刻化している開発途上国に専門家を派遣し、環境分野の国際協力を推進しています。

北九州市は、経済成長と環境問題への取り組みに成功し、国際的に高い評価を得ています。2011年、グリーン成長を目指す近代工業都市である北九州市は、経済協力開発機構(OECD)により、パリ、シカゴ、ストックホルムとともにアジアで初めての「グリーン成長都市」に選定されました。

2018年には、日本政府により「SDGs未来都市」に、OECDにより「SDGsパイロットモデル都市」に選定されました。北九州市はSDGsを達成するために率先して行動するとともに、同市の経験と技術を共有することで世界の都市の持続可能な開発に寄与します。