ワシントン、2020年3月3日—クリスタリナ・ゲオルギエバ国際通貨基金(IMF)専務理事とデイビッド・マルパス世界銀行グループ総裁は本日、以下の声明を発表した。
「IMFと世界銀行グループは、世界中の皆様と同様に、新型コロナウィルス感染症(COVID‐19)の拡大と人々への悪影響について深く憂慮している。新型コロナウィルス感染症による健康への懸念が高まる中、IMF及び世界銀行グループのマネジメントならびにそれぞれの理事会は、2020年IMF・世界銀行春季会合をバーチャル開催とすることで合意した。加盟国に貢献しながら、春季会合の参加者・職員の健康と安全を確保することを目標としている。」
「我々は、ステークホルダーとの生産的な対話の維持にこれまで通り全力を尽くす所存であり、今回はITによるバーチャル接続機能を最大限活用して加盟国との重要な政策協議を行う。また、今回もIMFと世界銀行が行っているさまざまな分析の結果を共有する。バーチャル開催とはなるものの、今年の春季会合において、加盟国がグローバル経済をめぐる喫緊の課題について効果的に議論することができると確信している。」
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