共催: 世界銀行グループ、JICA研究所
共催: 世界銀行グループ、JICA研究所
世界銀行グループは今年9月、報告書「製造業主導型の開発の未来」(Trouble in the Making? The Future of Manufacturing-Led Development)を発表しました。同報告書では、最新のロボティックス、産業自動化、3Dプリンティングなどの新しい技術は製造業の在り方を変革しつつあり、魅力的な生産拠点となる基準が変化するなかで、途上国がこれまで通常歩んできた製造業主導型の開発の過程も変化しつつあること、しかし開発途上国が適切な政策を採用すれば経済発展への機会を今後も享受できることなどを指摘しています。2017年12月6日、執筆を担当したメアリー・ホールワード=ドレマイア世界銀行グループ貿易・競争力グローバルプラクティス上級経済アドバイザー来日の機会を捉え、同報告書の主な論点を日本で初めてご紹介するセミナーを開催しました。
開会挨拶
宮崎成人
世界銀行グループ駐日特別代表
講演
メアリー・ホールワード=ドレマイア
世界銀行グループ貿易・競争力グローバルプラクティス上級経済アドバイザー
当日の資料: Trouble in the Making? The Future of anufacturing-Led Development (PDF)
コメンテイター
久木田信哉
日本電気株式会社グローバルビジネスユニット主席技師長
木村福成
慶應義塾大学経済学部教授
閉会挨拶
北野尚宏
JICA研究所所長
1996年、世界銀行にヤングプロフェッショナルとして入行。アントレプレナーシップ、企業の生産性とダイナミックス、金融危機の影響、女性の経済エンパワメントなどについて調査研究報告を多数出版。世界銀行チーフエコノミスト付アドバイザー、雇用グループ共同マネージャー、「世界開発報告2005:投資環境の改善」執筆担当副局長などを歴任。ハーバード大学工学科学学士号、オックスフォード大学開発経済学修士号、マサチューセッツ工科大学経済学博士号取得。カナダ国籍。 |