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世界銀行で働く:池上隆夫 元世界銀行 上級上下水道エンジニア
2012年7月27日東京

世銀コンサルタントへの転職の経緯や、担当した水道事業案件で難題を克服したプロセスなどを中心に紹介しました。

世界銀行東京事務所コーヒーアワー キャリアシリーズ第46回

2012年7月27日、東京 - 世界銀行情報センター(PIC東京)は、本日、コーヒーアワー キャリアシリーズ第46回「世界銀行で働く:池上隆夫 元世界銀行 上級上下水道エンジニア」を開催しました。

世界銀行は、日本とのパートナーシップを重視し、日本人採用を強化しています。本年は、日本の世銀加盟60周年であり、世銀IMF総会が東京オリンピックの年(1964年)以来、48年ぶりに開催されます。そのため、世界の開発課題や世界銀行の活動を改めて紹介するセミナーを積極的に実施しています。

今回は、池上隆夫 元世界銀行上級上下水道エンジニアから、世銀コンサルタントへの転職の経緯や、担当した水道事業案件で難題を克服したプロセスなどを中心に紹介しました。企業参加者の割合が高く、質疑応答では世銀案件の入札過程で重視されるポイント、日本企業が受注するための効果的な戦略など、ビジネスに関連した質問が多くあげられました。自身の経験を元に豊富な具体例をあげて説明し、また、終了後の個別質問にも対応しました。

スピーカー

池上隆夫
元世界銀行 上級上下水道エンジニア

1989年からトラストファンドコンサルタントとしてアフリカ局技術部に勤務。ウガンダ、ケニヤ、ナイジェリアの上下水道融資プロジェクトに従事。1992年に欧州中央アジア局に上下水道エンジニアとして異動。トルコ、キプロス、ロシア、カザフスタン、ルーマニア、モルドバ、ウクライナ、ウズベキスタン、タジキスタン、トルクメニスタンの上下水道融資プロジェクト、調査、助言業務に従事。1997年から2004年までPAS (Procurement Accredited Staff)として欧州中央アジア局の上下水道プロジェクトの調達業務に従事。その後再び上下水道融資業務のタースクマネージャーとして数々のプロジェクトを担当。2010年に東アジア局に異動。中国、フィリピンの上下水道、洪水対策の融資、調査、助言業務のタースクマネージャーを勤める。世銀入行前はNKKに勤務。早稲田大学土木工学科卒、MIT都市計画修士号取得。





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