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スピーチ&筆記録2022年7月19日

デイビッド・マルパス世界銀行グループ総裁によるスピーチ 「新型コロナ対策(グローバル行動計画)に関する外相会合」(テレビ会議形式)にて

この重要な会合を共催してくださった林外務大臣とブリンケン米国務長官に御礼申し上げます。皆様にお目にかかれて光栄です。

新型コロナは、保健システムの強化と、パンデミックに対する予防、備え及び対応(PPR)のための追加資金動員に向け緊急に行動を起こすことの必要性を浮き彫りにしています。

新型コロナ流行後、途上国を緊急に支援する必要が生じており、世界銀行グループは、78カ国を対象としたワクチン調達・配布のための資金提供を含め、100カ国以上においてプロジェクトに着手するなど、過去最短かつ最大の対応を進めました。とは言え、ワクチンの配布と投与はなおも持続的に進めて行かなければならないものと承知しています。そこで現在、コロナ・ワクチン配布パートナーシップと緊密に連携し、優先対象国が接種目標を達成できるよう支援しています。

我々はパンデミック発生以来、世界保健機関(WHO)、国際通貨基金(IMF)、世界貿易機関(WTO)と緊密に連携しており、科学的根拠に基づいた国別アプローチを通じ、コロナ・ワクチンを途上国に配布するための追跡・調整を進めると共に、接種へのためらいの問題にも対応しています。

また、米国際開発庁(USAID)や日本の国際協力機構(JICA)など、ほかの開発パートナーと協力し、アフリカ疾病管理予防センターといった地域機関による監視体制強化を図っています。

さらに、PPR専用の追加資金を確保し、途上国や途上地域の保健システム強化の取組みを補完するため、金融仲介基金(FIF)の設置を迅速に進めています。FIFは、各国に投資拡大を促し、パートナー間での協力を強化し、保健システム強化と資金動員に協力して取り組むべきとするプラットフォームの枠割を担います。

FIFに対し、米国や日本からを含め、既に13億ドルを超える拠出のコミットメントが表明されていることに勇気をいただいております。

今後、このパートナーシップがより多くの国々の賛同を得て、保健システムを一段と強化すると共に、8月にチュニジアで開催されるアフリカ開発会議(TICAD)などで、新型コロナ対策というこの極めて重要な取組みに協力して取り組んでいけるよう期待しています。

ご清聴ありがとうございました。実りある外相会合となりますことをお祈り申し上げます。

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