世界銀行は、このたび、過去数十年実施されてきた現行セーフガード政策を基に、より効率的かつ効果的に適用・実施できる統合フレームワークを形成するためのパブリックコンサルテーションを開催いたします。
今回のコンサルテーションは、2013年1月、ならびに2014年12月に東京で開催された「環境・社会セーフガード政策見直しおよび改訂」の第3フェーズとなり、2015年7月1日、世界銀行理事会の開発効果委員会が、コンサルテーションの開始を承認した第2ドラフトへのご意見を伺うため、各国で行われている会合の一環となります。
今回のフレームワーク案は、環境と人々の保護にあたり、リスクに重点を置いた結果重視型のアプローチを採用し、プロジェクト全期間を通じたリスク管理と持続可能な開発成果の達成を強く強調しているほか、社会的アセスメントと環境・社会リスク管理の拡大、世界銀行と借入国の役割と責任のさらなる明確化、開発パートナーとのさらなる調和と国際的グッド・プラクティスの適用、さらに借入国とのパートナーシップの継続と強化も図っています。
このたび、東京で開催いたしますコンサルテーションは、新政策の策定に向けた重要な機会となりますところ、ぜひご参加いただきますようお願いいたします。
※なお、ご参加登録いただきました際のご所属、お名前、いただいたご意見をコンサルテーションのウェブサイトに掲載させていただく場合がございます。掲載をご希望されない方は、お手数ですが、お申込みフォームの「ご質問・ご要望欄」にご記入いただきますようお願い申し上げます。
プログラム
開会挨拶
塚越保祐 世界銀行駐日特別代表
スピーカー
アフシャン・カワジャ 世界銀行 業務政策・国別サービス総局(OPCS)マネージャー
ピーター・レオナルド 世界銀行 業務政策・国別サービス総局(OPCS)セーフガード地域アドバイザー
津田安生 世界銀行 業務政策・国別サービス総局(OPCS)上級社会開発専門官
当日の資料
持続可能な開発の基準策定: 世界銀行のセーフガード政策の見直しと改訂 (PDF)
参考