BRIEF

日本開発政策・人材育成基金(PHRD)

2018年1月15日



日本開発政策・人材育成基金(PHRD: Policy and Human Resources Development Fund)は、日本政府と世界銀行のパートナーシップの下に共同で設置された基金です。途上国への資金協力の効果を高めるためには、途上国の人材育成、適切な政策の立案・実施等が不可欠であるとの認識に基づき、1990年7月に設立されました。

PHRDグラントは、プロジェクトの準備段階で品質強化を図り、気候変動イニシアティブや大災害の際のリスク保証オプションを支援する他、数千人の開発専門家のトレーニングの実施、データや教訓の世界各地への発信などを通じて、日本と世界銀行の間に確たる絆を築いてきました。

技術協力

2008年度まで技術協力プログラムに含まれていたプロジェクトの準備(PP)、実施、協調融資(COF)、気候変動イニシアティブ(CC)などの支援は2009年度に廃止され、以降新規のグラントは提供されていません。2011年7月の時点で、約63件の技術協力グラントが引き続き実施中です。

人材育成およびキャパシティ・ビルディング

日本/世界銀行共同大学院奨学金制度(JJ/WBGSP)

1987年に設立され、加盟国の国籍を有する人材を対象に大学院修士課程教育を受けるための奨学金を提供しています。日本が支援して他の国際開発金融機関が管理する同様の奨学金プログラムは他にもありますが、JJ/WBGSPはいずれのプログラムにも先駆けて設置され、はるかに大きな規模を誇っています。日本政府は設立以来2億4094万ドルを本プログラムのために承認し、その96%が2011年度末までに実行されました。

PHRD世界銀行研究所(WBI)能力開発グラント・プログラム

WBIの能力開発活動、特に東・南・中央アジアでの活動を中心に支援します。設置以来、日本政府は4,444万ドルを承認しており、その内約97%が2011年度末までに実行されました。このプログラムは2011年度に終了しました。

日本/インドネシア大統領奨学金プログラム(JIPS)

経済、経営、教育、保健、農業、インフラ、環境など開発関連分野での研究を支援するため2008年に設置されました。日本政府はこの新プログラムに対しこれまでに300万ドルを提供し、内62%が2011年度末までに実行されています。

日本人スタッフおよびコンサルタント

日本PHRDスタッフ・長期コンサルタント(ETC)プログラム

世銀のスタッフまたは長期コンサルタントとしての日本人の採用を支援する目的で2004年に設置されました。このプログラムに対する日本政府の累積拠出額は2,850万ドル(2011年度末現在)で、内71%が実行されています。

日本・世界銀行パートナーシップ・プログラム

主要な開発問題に関して日本のステークホルダーと世銀のパートナーシップを構築し、国際的開発問題に対する日本国民の関心を高め、援助協調イニシアティブを強化する活動を支援します。このプログラムへの拠出総額は2011年6月末現在で5,774万ドルで、89%が実行されています。

成果

参考資料

 

年次報告書

2016年度 日本語版 英語版
2015年度 日本語版 英語版
2014年度 日本語版 英語版
2013年度 日本語版 英語版
2012年度 日本語版 英語版
2011年度 日本語版 英語版
2010年度 日本語版 英語版
2009年度 日本語版 英語版
2008年度 日本語版 英語版
2007年度 日本語版 英語版
2006年度 日本語版 英語版
2005年度 日本語版 英語版
2004年度 日本語版 英語版
2003年度 日本語版 英語版
2002年度 日本語版 英語版
2001年度 日本語版 英語版
2000年度 日本語版 英語版  英語版 2

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