この度、世界銀行のヨアヒム・フォン・アムスバーグ開発金融担当副総裁が、国際開発協会(IDA)の業務について我が国関係者と意見交換を行うため来日致します。
IDAは世界銀行のグループ機関で、世界で最も貧しい国々を支援しています。1960年の設立以来、112か国に対して経済成長促進、格差是正、生活水準向上のためのプログラムに融資や贈与を提供してきました。
2013年10月、世界銀行グループは新たな戦略を策定し、2030年までに極度の貧困層の割合を3%まで削減すると共に、持続可能な形で繁栄の共有を促進するという意欲的な目標を掲げました。同年12月、IDA借入国における目標達成に向け、過去最高の約520億ドルという第17次増資(IDA17)が合意に至りました。IDA17の業務期間は2014年7月から2017年6月の3年間です。
今般、アムスバーグ副総裁の来日の機会を捉え、IDA17の特別テーマ(包摂的成長、ジェンダー平等、脆弱・紛争後国、防災を含む気候変動)を中心とした今後3年間における援助方針について、日頃開発に関与されている皆様との意見交換会を開催します。奮ってご参加いただくようお願い申し上げます。
プログラム
挨拶 塚越保祐 世界銀行駐日特別代表
説明 ヨアヒム・フォン・アムスバーグ開発金融担当副総裁
質疑応答