プレスリリース

MIGA長官、日本を訪問 本田桂子長官(元マッキンゼー・アンド・カンパニーディレクター)就任後初の公式訪問

2013年10月22日


ワシントンDC、東京、2013年10月22日 —多数国間投資保証機関(MIGA)は、世界銀行グループの中にあって、民間企業の新興国向け海外投資促進を目指し、政治リスク保証と信用保証(ギャランティ)を提供している。MIGAの本田桂子長官が、就任後初のアジア公式訪問の一環として日本を訪問する。同氏は10月28日に来日し、MIGAが、日本企業への支援をいかに拡大できるかについて、政府関係者や投資家、金融機関の関係者と会合をもつ予定である。

日本の金融機関などの投資家が、投資先の分散や、より高いリターンを求め新興国への進出を図っているが、MIGAは、ブラジル、バングラデシュ、モザンビーク、パキスタン、スリランカ、ザンビアなどで日本の投資家に保証を提供している。

MIGAは、日本政府と強い協力関係を築いており、国際協力銀行(JBIC)とは、覚書(MOU)を交わし、新興国の民間セクター投資の促進で協調を図っている。加えて、日本政府の支援を得て立ち上げらた信託基金を通じ、アフリカの海外投資家に助言を提供している。

本田長官は、「MIGA長官として、日本の皆様と会合の機会をいただけることを光栄に思います。日本は、MIGAにとっても、世銀グループ全体としても重要な国であり、関係が今後も強化されることを期待しています」「日本企業は、世界各地で資金、知見、開発遂行と多くにおいて不可欠な存在となっています。日本企業の海外直接投資(FDI)において、MIGAが活用して頂きやすくなるよう、努力してまいります」と語っている。

本田氏は、設立25周年を迎えるMIGAの6代目の日本人長官である。就任前は、マッキンゼーのアジア初の女性シニア・パートナーであった。

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MIGAは、世界銀行グループの一機関として1988年に設立されたが、世銀グループの共通の目的である貧困の撲滅、富の共有を実現すべく、新興国への民間企業の海外直接投資の促進を目的としている。民間企業や金融機関に、政治リスク保険(保証)や信用保証を提供している。政治リスクは、収用、契約不履行、通貨の兌換停止と送金制限、戦争、内乱をカバーしており、信用保証は、政府や一部の国営企業の債務の元利払い不履行を対象にしている。

MIGA多数国間投資保証機関連絡先:

ワシントン:
世界銀行グループ  1818 H Street, NW, Washington, DC 20433
Mallory Saleson, msaleson@worldbank.org 1.202.473.0844
Rebecca Post, rpost@worldbank.org 1.202.473.1964
Cara Santos Pianesi, csantospianesi@worldbank.org 1.202.458.2097

東京:
姫野泰光 yhimeno@worldbank.org  +81-3- (3597) 9100

www.miga.org



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