イベント
世界銀行グループセミナー「国際農業研究協議グループ(CGIAR)新戦略2016-2030:新たな機会と成果に向けて」
2015年5月15日東京


ジョナサン・ワズワースCGIAR基金担当事務局長から、CGAIRの新戦略、今回の戦略で重視されている民間セクターとのパートナーシップ強化、アジア、アフリカにおける研究目標とあわせてご説明しました。

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現在、世界では8億人以上が急性または慢性的な栄養不良を余儀なくされており、「隠れた飢餓」とされる微量栄養素欠乏状態にある人口は20億人にのぼるといわれています。国際農業研究協議グループ(CGIAR)は、1971年の設立以降、穀物や畜産、水産養殖、森林農業といった分野での生産高向上と生産性拡大のため先進的な研究を行っており、貧困層、特に女性が農業生産高を拡大し、経済成長の恩恵を受け、栄養不良が減少するような研究に力を入れてきました。

CGIARは、今年4月、変わりつづける世界の状況を反映し、2016年から2030年までの戦略を策定しました。この新戦略には、2030年までに達成すべき目標として、世界の飢餓人口を1億5千万人、貧困人口を1億人まで減少することや、1億9千万ヘクタールの農業用地の縮小防止を掲げています。

このたび、ジョナサン・ワズワースCGIAR基金担当事務局長の来日を機会として、今回策定される新戦略の中心となる(1)気候変動リスクとショックからの緩和と適応、(2)ジェンダーと若年層の平等と包摂、(3)効果的な成果のための政策、機構面での環境整備、(4)パートナーと受益者のキャパシティ向上、の4つの柱を中心に、今回の戦略で重視されている民間セクターとのパートナーシップ強化、アジア、アフリカにおける研究目標とあわせてご説明しました。

主催
世界銀行東京事務所

共催
国際農林水産業研究センター(JIRCAS)

後援
国際協力機構(JICA)

プログラム
開会挨拶 
塚越保祐 世界銀行駐日特別代表

挨拶
榎本 雅仁 国際協力機構(JICA)上級審議役

講演   
ジョナサン・ワズワース CGIAR基金担当事務局長

コメント  
岩永勝 国際農林水産業研究センター(JIRCAS)理事長
渡邉和男 筑波大学 生命環境系・遺伝子実験センター(植物遺伝子多様性・進化機構解析研究分野)教授・センター長 

質疑応答

当日の資料 

参考資料

 

国際農業研究協議グループ(CGIAR)
CGIARは国家、国際・地域組織、および民間財団からなる戦略的な農業研究ネットワークです。CGIARが支援する15の農業研究センターでは、各国の農業研究機関、民間セクター、およびシビルソサエティと協力して研究が進められています。CGIARは農業科学を通して、貧困削減、福祉の増進、農業生産性の向上、および環境保護に取り組んでいます。CGIARの研究者は農林業、生物多様性、食糧、飼料、漁業、畜産、食糧政策をはじめ、農業セクターのあらゆる重要分野で技術革新と農業研究サービスの強化に取り組んでいます。

 

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