イベント
世界銀行セミナー「貧困撲滅と繁栄の共有の促進を測定する」
2014年12月8日東京


世界銀行が発表した報告書「貧困の撲滅と繁栄の共有の促進を測定する:コンセプト、データ、世界銀行の2つの目標」の執筆者ディーン・ジョリフ世界銀行開発経済総局(DEC)開発研究グループ シニア・エコノミストが来日し、本報告書の内容をご紹介するセミナーを開催しました。

世界銀行は、2030年までに極度の貧困層を世界人口の3%以下まで低減する「極度の貧困の撲滅」と、各国の下から40%の人々の収入を増大する「繁栄の共有の促進」の2つの目標を業務の指針として掲げています。貧困削減は過去数十年にわたり世界銀行のミッションの核をなすものですが、今回は目標と達成期限を定めるとともに、全ての人々による成長の共有を目標として初めて掲げました。

現在まで、これらの新しい目標をより明確にするための議論が続いていますが、今年10月に世界銀行が発表した政策研究報告シリーズ(Policy Research Paper Series)の最新報告書「貧困の撲滅と繁栄の共有の促進を測定する:コンセプト、データ、世界銀行の2つの目標」(A Measured Approach to Ending Poverty and Boosting Shared Prosperity: Concepts, Data, and the Twin Goals)では、それらを超えて、2つの目標の概念の土台を概観するとともに、代替的な指標を用いて長所と短所を比較検討し、目標達成に向けた進捗状況を追跡するための実証的アプローチとその必要事項を提案しています。また本報告書では、世界銀行の新たな目標の達成だけでなく、目標自体の定義とその実証的文脈における課題も指摘しています。さらに本報告書では、より多くかつ良質な調査データの収集をはじめとするデータ環境の改善が、目標達成に向けた進捗状況を測定するために不可欠であるとし、それに向けた政策課題と優先事項についても述べています。

この度、本報告書の中心的な執筆者であるディーン・ジョリフ世界銀行開発経済総局(DEC)開発研究グループ シニア・エコノミストが来日し、本報告書の内容をご紹介するセミナーを開催しました。


当日の資料

参考情報

 

Image

会場の様子

 

スピーカー

Image ディーン・ジョリフ
 世界銀行開発経済総局(DEC)開発研究グループ シニア・エコノミスト

 


世帯調査のデザインと実施に多くの経験を有し、エチオピアにおける生活水準測定研究‐農業統合調査(Living Standards Measurement Study-Integrated Surveys on Agriculture: LSMS-ISA)を担当している。それ以前は、南アジア地域総局にてアフガニスタン、バングラデシュ、ネパールの貧困アセスメントを担当した。世界銀行入行前は、アメリカ農務省(USDA)経済研究サービスのリサーチ・エコノミスト、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際関係大学院(SAIS)兼任教授、プラハの経済研究・大学院教育センター(CERGE-EI)助教授、国際食糧政策研究所(IFPRI)でポストドクター・フェローを務めた。ボンの労働学研究所リサーチ・フェロー、ミシガン大学貧困センターのリサーチ・アフィリエイトのポストも有している。プリンストン大学にて経済学博士号取得。

 

コメンテイター

澤田康幸 東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授

 

ウェブストリーム


当日、セミナーをウェブストリームいたします。リンク:http://www.jointokyo.org/en/live

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イベント詳細
  • 日時: 
    2014年12月8日(月)午後4時30分~6時
  • 場所: 
    世界銀行東京事務所
    東京都千代田区内幸町2-2-2
    富国生命ビル10階
    地下鉄三田線内幸町駅直結、千代田線・日比谷線・丸の内線霞ヶ関駅C4出口下車
    地図
  • 言語: 英語・日本語(同時通訳付)
  • お問合せ: 
    世界銀行東京事務所 大森
    komori@worldbankgroup.org
    TEL: 03-3597-6650