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世界銀行で働く:西尾昭彦 譲許性融資・グローバルパートナーシップ総局資源動員(IDA)局長
2009年3月19日東京

世界銀行への入行経緯、業務内容、世界銀行の概要、どのような職種があるか、国際開発協会(IDA)増資の取り組みなどを説明しました。

世界銀行東京事務所コーヒーアワー キャリアシリーズ

2009年3月19日、東京 - 東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラムと世界銀行東京事務所は本日、講演会「世界銀行で働く:邦人職員から見た職場としての世界銀行、そのためのキャリア形成」を東京大学駒場キャンパスで共催しました。

冒頭、旭 英昭 東京大学教授が、ゼーリック世界銀行総裁が昨年5月に東京大学を訪問した際の学生との議論の様子などに触れつつ、今日の国際協力・経済の状況と世界銀行の位置付け・役割を説明しました。また、谷口 和繁 世界銀行駐日特別代表が、新設の若手日本人職員採用プログラム「ジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)」制度 や、「日本/世界銀行共同大学院奨学金プログラム(JJ/WBGSP)」の日本人特別枠などを紹介しました。

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谷口和繁 駐日特別代表

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旭英昭 東京大学教授


続いて、西尾 昭彦 世界銀行譲許性融資・グローバルパートナーシップ総局資源動員(IDA)局長が基調講演を行い、世界銀行への入行経緯やこれまで経験してきた業務内容など自身の経歴を紹介しつつ、世界銀行の概要、どのような職種があるか、現在担当する国際開発協会(IDA)増資のためにどのような取り組みを進めているかなどを、職場の写真を交えながら説明しました。

今回の講演会は短い告知期間だったにもかかわら100名近い参加登録があり、質疑応答でも開発援助業務からキャリア、学生へのアドバイスなど20件を超える質問が参加者から出され、活発な議論が展開されました。

スピーカー

西尾 昭彦
世界銀行譲許性融資・グローバルパートナーシップ総局資源動員(IDA)局長

2006年9月1日より世界銀行本部(米国ワシントン)資源動員局長。資源動員局(FRM)は、最も貧しい国々に対して低コストで開発資金を提供する国際開発協会(IDA)の増資をドナー各国と協議する部局。
1983年一橋大学経済学部卒。1986年、英国ケンブリッジ大学より開発経済学の修士号を取得。(1982年にはフランス、アンジェの西部カトリック大学よりディプロマを取得。)1983-88年、海外経済協力基金(現国際協力機構)に勤務後、ヤング・プロフェッショナル・プログラム(YPP)により世界入行。インドネシアの農村開発担当エコノミスト(1989-98年)、中国担当プログラム・コーディネーター(1999-2004年)を歴任した後、2004年3月にFRMの課長に就任。ほかにも、チャド、ハンガリー、韓国、マレーシア、モルディブ、ミャンマー、タイ等での開発プロジェクトに従事。「スラウェシ島におけるカカオの増産:小自作農のダイナミズムと不干渉政策の教訓(Sulawesi’s Cocoa Boom: Lessons of Smallholder Dynamism and Hands-Off Policy)」(Bulletin of Indonesian Economic Studies, The Australian National University, 1997)や「土地登記の経済・社会的便益(The Benefits of Land Registration and Titling: Economic and Social Perspectives)」(Land Use Policy, 1999)等の著作がある。メリーランド州ベセスダ在住。日本国籍、埼玉県出身。