BRIEF

南アジア地域


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概要

南アジア地域は旺盛な民間消費、回復傾向にある輸出、政策改革とインフラ刷新に伴う投資に牽引され、引き続き世界で最も急成長を遂げている地域であり、経済成長率は2017年の6.6%から2018年は6.9%、2019年は7.1%に上昇すると予測されています。この見通しを阻むリスクとしては、輸出の軟調化、財政再建の遅れ、赤字の拡大、自然災害による混乱など、主として国内要因から生じるものが挙げられます。

力強い成長に伴い域内の貧困は減少し、保健及び教育の面でも大きな進歩が見られます。にもかかわらず、1日1.90ドル未満で生活している人の割合は、2013年には14.7%、人数にすると約2億4,900万人に上りました。これは実に世界の貧困層の3分の1に相当します。更に、多くの国で極端な社会的排除や深刻なインフラ・ギャップが存在しています。同地域はまた、近代では最大の難民が発生しており、国連の推定によると2017年8月以降69万人を超えるロヒンギャ難民がバングラデシュに逃れています。

詳細は2018年度年次報告書(PDF)をご覧ください。


プロジェクトの成果

ネパール:最貧困層に保健サービスを提供
ネパールの保健セクターは過去数年間で著しく進歩しました。妊産婦死亡率は1996年の出生10万人当たり530人から2006年は281人に大きく低下しました。

インド:農家のニーズに合った保険市場をつくる
降雨に左右される農業において、リスクを緩和する作物保険プログラムを試験的に提供しています。

アフガニスタン:新しい灌漑システムが農業と生計を甦らせる
国民の大多数が農業で生計を立てています。灌漑システム再建支援により、60万以上の世帯に利益がもたらされました。

インド:電力需要に応える
深刻な電力不足に、国際復興開発銀行(IBRD)の資金と技術協力を得て、数千キロに及ぶ送電線が新たに敷かれました。

インド:農村幹線道
国際復興開発銀行(IBRD)の資金により、道路の改修・維持が進められた結果、地域経済、農業、生活が活性化されました。

インド:都市水道セクター
17万5000人以上の自宅に直接水道を引き、水汲みに時間を割かなければならなかった女性たちの負担を軽減しました。

スリランカ:紛争後地域における生活再建
30年に及ぶ内戦の結果、住民の多くが大きな被害を受けました。紛争被害者20万人以上に所得創出の機会を提供しています。

 

日本と世界銀行の協力

日本と世界銀行の対パキスタン協力
世銀は、国際協力機構(JICA)や日本社会開発基金(JSDF)を通じ、パキスタンへの協力事業を行っています。

 

参考情報

カントリー・スナップショット (英語)
南アジア8カ国毎のマクロ・セクター概況とプロジェクトの紹介です。毎年春・秋更新。

南アジア経済報告(英語)
南アジア地域全体のマクロ・セクター概況です。毎年春・秋更新。