BRIEF

東アジア・大洋州地域

2014年11月11日

Image


概要

東アジア・大洋州地域は、2014年の世界の経済成長の3分の1を占めましたが、これは、他の途上地域全ての合計の2倍に相当します。同地域は、全体としては、先進諸国での景気回復の継続と原油安による恩恵を受けていますが、域内の途上国では経済成長率がやや緩やかになってきています。

東アジア・大洋州地域の途上国の成長率は、2015年と2016年はいずれも6.7%と予測されており、2014年の6.9%を下回っています。このわずかな鈍化は主に、中国の成長率が2014年の7.4%から今後2年間に約7%まで減速するという予測を反映したものです。中国を除いた東アジア途上国の成長率は、経済規模の大きな東南アジア諸国が主な原動力となり、2015年は4.9%、2016年は5.4%に達すると見られています。

東アジア・大洋州地域では、他のどの地域よりも速いペースで極度の貧困層の割合が低下しています。極度の貧困層、つまり1日1.25ドルで生活している人口の割合は、2002年の26.5%から2014年は5.1%に低下し、1億人余りとなりました。ただし、2億6,000万人は1日1.25~2.00ドルで生活しており、極度の貧困状態に戻りやすい状態にあります。

詳細は2015年度年次報告書(PDF)をご覧ください。


プロジェクトの成果

モンゴルの農村の脆弱性軽減
モンゴル農村部に対するIDA支援は、176万人、50万以上の世帯に恩恵をもたらし、そのうち50%以上が女性でした。

中国:廃水処理と廃棄物処理場建設で揚子江の汚染を緩和
IDAの支援により、急成長中の重慶市に近代的な汚水・廃棄物処理施設が建設されました。

インドネシア:制度拡充を通じてよりよい成果を
世界銀行グループは、経済・社会両面で、様々なセクターを対象にインドネシアを支援しています。

 

参考情報

東アジア・大洋州地域経済報告(英語)
東アジア・大洋州地域全体のマクロ・セクター概況です。毎年春・秋更新