世界銀行 東京開発ラーニングセンター(TDLC)

富山市

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概要 

東京から北西に約250キロ、日本海に面した富山市は、ハイテク、ロボット工学、銀行業務、医薬品産業などが盛んで、主要な水力発電所も擁しています。2012年には経済協力開発機構(OECD)により、メルボルン、バンクーバー、パリ、ポートランドと並んで「コンパクトシティ政策」の先進5都市の1つとして評価されました。 

同市のコンパクトシティ政策のもと、公共交通を軸とした高齢化社会に対応したまちづくりに取り組む他、独自の防災対策を立案し、特に洪水対策における様々なハード面・ソフト面での取り組みを実践しています。

2016年には、TDLCの都市連携プログラム(CPP)最初のパートナーとして連携を締結しました。特に急速に進む高齢化社会における持続的な都市政策である同市の「コンパクトシティ戦略」は、世界銀行が融資事業を展開する途上国の各都市からも注目を集めています。富山市との協働で、TDLCは、コンパクトシティや質の高い都市インフラに関する都市開発実務者向け対話型研修(TDD研修)を開催する他、チリなどの他国での高齢化に関するセミナーに同市の代表者を派遣しています。

 

主要な連携テーマ 

  • コンパクトシティ政策
  • 高齢化とアクセシビリティ 
  • 洪水対策を含む災害リスク管理 
  • スマートシティ政策

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富山市からのコメント 

本市では、今日の人口減少・少子超高齢社会の到来を見据え、全国に先駆けて「公共交通を軸とした拠点集中型のコンパクトなまちづくり」を推進し、その取り組みを国内外に発信してまいりました。今後とも、世界銀行との「都市パートナーシップ・プログラム」に基づき、開発途上国等に対し、本市のコンパクトシティ政策をはじめとしたまちづくりの知見や技術を提供することで、持続可能な国際社会の発展に貢献してまいりたいと考えております。

 

主な連携実績

*2025年7月現在

 

主な出版物

 

関連リンク

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